子猫たちと出会った経緯
会社近くの配送センターにて
今回、埼玉のNPO法人にゃいるどはーとさんの元へやって来たのは、9匹の子猫たち!何と群馬県高崎市からはるばる来たのです。美形ちゃんたちです♡
保護主さんの会社近くにある、配送センターの駐車場。そこにたくさんの猫が住んでいたそうです。初めは1匹の母猫と子猫たちだけだと思い、保護目的でご飯をあげていたそう。
でもあれよあれよという間に増えていき、危機感を感じたとのことです。
子猫を保護し後はTNR予定
猫たちには餌やりさんがいました。加えて配送センターの社長さんも猫好きで、ご飯をあげてくれているそうです。これは「TNRができる!」と踏んだ保護主さん。
子猫たちをにゃいるどはーとさんに預け、後の成猫たちはTNRをする予定です。何と成猫は全部で16匹もいるそう。これから不妊手術をして元に戻します。捕獲などは保護主さんが声をかけ、2団体が携わって行うそうです。人に慣れている猫はなるべく、里親さんを見つける方向で動くことを考えています。
新たな子猫
カリカリ食べる子猫
9匹の子猫たちは全て、白血病と猫エイズ陰性でした。実は、現場ではさらに3匹の猫たちが生まれていました。生まれて1ヶ月経つか経たないかくらいの小さな子たち。でも成猫に混じって頑張ってカリカリを食べているのだそう。
にゃいるどはーとさんが引き取る
その新たな3匹の子猫たちも引き取ると伝えるにゃいるどはーとさん。心強い約束です。本当はもう少し母猫と一緒にいさせたいところですが、グズグズしていると猫風邪などを引いてしまう可能性があります。
もう外に出て来ているのなら十分ということで、すぐに保護して母猫は不妊手術をした方が良いとのアドバイスをするにゃいるどはーとさんです。
行政の食い違い
保護主さんがいうには、群馬県と高崎市の地域猫に関する食い違いがあるとのことです。群馬県は推進していますが、高崎市は推進していないと回答が返ってきてしまうのだとか。
各地域や行政との温度差が浮き彫りです。できればまとまって推進して行くと、不幸な猫が減っていくはずなのですが…。
子猫たち
飼い猫修行初級
保護主さんが愛情をかけて子猫たちをお世話していたおかげで、飼い猫修行の初級は終了しているようです。にゃいるどはーとさんさんが触っても怒りません。
劣悪な環境だった
今はキレイな子猫たちですが、保護主さんが驚くほどノミだらけだったのだとか。劣悪な環境にいたことが分かります。ノミがいると血を吸われて貧血になってしまうことがありますので、野良猫は早めにシャンプーなどをして落としてあげなければいけません。
猫に対する世間の認識
川に捨てる!?
猫に対する世間の認識は、正直微妙です。今回のケースのように猫が住んでいた会社の人たちがご飯をあげていたとしても、自分たちの飼い猫ではないという思いが強いのです。
その為、手術代などを出すなどということはしない人がほとんどです。猫たちを保護してお世話するのは、善意の強い人たち。決して仕事でやっているわけではないのです。
そして猫を保護するには、それなりのお金がかかります。それもほとんどかからないと思っている人たちが多いのです。中には「川に捨てれば良い」という考えの人も。日本の法律的には物とされているとは言え、れっきとした生き物なのですが…。
自分の町からスタート!
猫たちを取り巻く環境を変えていくには、まずは自分の町から変えていくことが大切です。猫たちをどうにかしてあげたいと思う仲間たちがいれば、その活動は発展していくことでしょう。
まとめ
猫たちをなんとかしようと、今回立ち上がった保護主さん。このような人が増えていけば、猫を取り囲む環境は徐々に変わっていくでしょう。自分に何ができるのかを考え、行動することが大切です。
かわいい9匹の子猫は、下記の動画でご覧頂けます。固まって子猫団子になっているところが、悶絶物ですよ!
そしてできればチャンネル登録ください。その1アクションが助けを求めている猫たちの支援に繋がります。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人 にゃいるどはーと
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