ゴミとして捨てられた猫
ゴミ処理施設で発見
2020年12月、ロシアのウリヤノフスクにあるゴミ処理施設の従業員ミハエルさんは、次々とコンベアベルト上を流れてくるゴミの仕分けをしていました。その中にしっかりと閉じられた袋があり、金属製のものが入っていないかどうか袋を開けて調べなくてはなりません。
慎重に開けてみることにします。
なんと袋に入れられていたのは生きている猫でした!
そしてすぐさま獣医さんのもとへ。
診察の結果、幸いにも怪我はありませんでした。
猫ちゃん動物保護審議官となる!
猫ちゃんは州の環境省に引き取られることとなり、なんと「動物保護審議官」に命名されました!
名前は現在公募中とのことです。
発見したミハエルさんと預かってくれた女性に、感謝状とボーナスが贈られました。本当にありがとうございました!
まとめ
後に発見者のミハエルさんは「猫が鳴いたわけでも袋が動いていたわけでもなく、ただ金属が入っているかどうかの確認をしただけだった」と語っています。びっくりしたでしょうね。
逃げられないように袋の口はしっかりと結ばれており、少なくとも12時間はその中に閉じ込められていただろうとのことです。怖かっただろうし、あと少しでゴミ処理の機械にかけられてしまうところだったと思うと元飼い主には怒りを覚えます。これからは安心して幸せになって欲しいと切に願います。
凛々しい「猫ちゃん動物保護審議官」のお姿と発見当時の監視カメラ映像はこちらから。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:BazPaws