このままだと殺処分に…
たらいまわしにされてしまった猫
ご高齢の飼い主さんが亡くなったことで行き場がなくなってしまったりんたろうくん。飼い猫だった為もちろん人馴れはバッチリですし、お触りも抱っこも大丈夫です。
そんな可愛らしいりんたろうくんですが、飼い主さんのお子さんも飼えないということで、危うく殺処分の対象となってしまうところでした。
でも今回ご縁があり、府中のNPO法人府中猫の会さんが引き取ることになったのです。
高齢者問題は社会の問題
このようなケースは後を絶ちません。社会問題でもあるのです。どこの保護団体さんも頭を抱える問題です。
尚、猫が殺処分される際には安楽死をさせられると思っている方が多いのですが、それは間違いです。実際にはアウシュビッツのようにガスで窒息死させられます。猫たちはみな、苦しみながらその生涯を閉じるのです。これが日本で現実に起きています。
スコティッシュ
りんたろうくんは耳が折れているので、スコティッシュの血が入っているようです。この猫種は骨軟骨異形成症という軟骨の奇形を固定した為に、耳が折れ曲がっています。
そうすると耳だけでなく他の部分の骨も折れ曲がったり内臓に奇形が生じたりするのです。りんたろうくんも例にもれず、前足が少々曲がってしまっています。
ただ獣医師の話によると痛みはないようなので、普通に暮らしていけるとのことです。サプリメントで多少、症状が軽減する場合もあるよう。スコティッシュを飼おうと思った場合は気をつけた方が良いポイントです。
仲間たち
りんたろうくんは預かりさんのお宅で他の猫たちと共に暮らしています。NPO法人府中猫の会さんが保護した子ばかりです。りんたろうくんは今のところ1匹でケージの中に入っていますが、そのうち出てみんなと仲良く暮らすのでしょう。末長く幸せでいて欲しいですね!
まとめ
猫を残して亡くなってしまう高齢の飼い主さんが後を絶たないこと、そして殺処分は安楽死ではなくガスによる苦しい窒息死だということをりんたろうくんは教えてくれました。
猫を残して亡くなるのは、何も高齢の方に限ったことではありません。たとえ若くても事故等で飼い主さんが命を落とすことはあり得ます。もし自分の身に何かがあった時、猫の身の振り方を考えておくことは大切です。
また、猫の殺処分を無くしていけるように、できることはしていきたいですね。そこに関しては日本はまだまだ後進国だといえるのではないでしょうか。
凛々しいお顔のりんたろうくんですが、甘える姿はピカイチです!ぜひ動画にてご確認ください。
そしてできればチャンネル登録をお願い致します。それが助けを必要としている猫たちの支援に繋がります。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人府中猫の会
NPO法人府中猫の会
▼▼ 公式ブログはこちら ▼▼
https://chuneko.exblog.jp/
▼▼ 公式Twitterはこちら ▼▼
https://twitter.com/fuchu_nekonokai
▼▼ 公式Instagramはこちら ▼▼
https://www.instagram.com/fuchu_nekonokai/
▼▼ 公式Facebookはこちら ▼▼
https://www.facebook.com/府中猫の会-815781585192487/