大変な状況の飼い主さん
脳梗塞で倒れ…
埼玉のNPO法人にゃいるどはーとさんへの今回の相談者は、飼い主さんのお父様。早速現場へ向かいます。到着すると、当の飼い主さんはいませんでした。
出迎えてくれたお父様から事情を聞きます。飼い主さんはコロナ禍の中で仕事がなくなりペットを飼えなくなってしまった、と。そのうえ、脳梗塞で入院中です。
マンションの一室には、7匹の猫と1匹の犬が残されてしまいました。
いなくなってしまった彼女
実は飼い主さんは、彼女さんと一緒に住んでいました。その彼女さんの姿も見当たりません。数ヶ月前からいなくなった、とのこと。
部屋も彼女名義なのだそうです。お父様が言いづらそうに打ち明けます。彼女は今、刑務所にいる、と。そんなわけで部屋の契約もどうにもできません。
お父様の苦悩
飼い主さんは今後、再び働ける見込みがありません。彼女も捕まってしまっていて、対応に苦悩するお父様。犬猫たちの面倒まで見る余裕もありません。
そこで、にゃいるどはーとさんに相談をしたそうです。お父様は動物が好きなので、本当は手放すのが辛いとのことですが…。でも無理をしてご自分まで倒れてしまったら元も子もありません。
悲惨な状況の室内
押入れに、猫。
室内はキレイとはいえない状況。生活が乱れてくると、人は不思議とペットたちの面倒も見れなくなる傾向があるようです。きっとそこまで気が回らなくなってしまうのでしょう。
押入れの中にも猫たちが潜んでいます。猫たちにとっては薄暗く、最適な隠れ場所。猫トイレは何台かありますが汚れてしまっています。
お腹が空いている猫たち
猫たちはとてもお腹が空いていたようです。にゃいるどはーとさんがご飯をお皿に出すと、夢中になってバクバク食べています。水もキレイではなかったので、厳しい指導が入ります。水が汚いと体調を崩す原因になってしまいます。気をつけなければいけません。
人ごとではない今回のケース
成猫の行方
猫たちと犬をこれからどうするのか、飼い主さんの声が聞こえて来ません。お父様によると、そのような話はあまりしないそうです。
かろうじて子猫と犬は連れて行って欲しいとの要望があり、あとの成猫6匹は諦めるとの悲しい報告が。その言葉を聞いたにゃいるどはーとさん、残念でなりません。
訴えたいこと
結局、全頭引き受けることにしたにゃいるどはーとさんですが、こうなる前に対策をしておいて欲しいと訴えます。元気なうちに、もし自分に、万が一のことがあった時猫たちをどうするのかをしっかり決めておいて欲しい、と。それが飼い主としての役目です。
今回のケースは決して人ごとではありません。コロナがあるなしに関わらず、いつ自分に何があるかは誰にも分からないのです。そうなった時にどうするのか、愛猫たちが路頭に迷わないようにしておく必要があります。
まとめ
コロナ禍で低迷する日本経済。これからも仕事を失い、猫や犬を飼えなくなってくる人は増えてくるでしょう。もしそれが自分の身に起きてしまったら、どうしますか?今元気なうちに決めて、準備をしておくことが大切なのではないでしょうか?
ぜひ現実を知って頂くためにも、下記動画をご覧ください。そしてできればチャンネル登録を!それが助けを必要としている猫たちへの支援に繋がります。
- 決して人ごとではありません…。
- 残された犬猫たちの様子です。
- 元気なうちの準備が大切です。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人 にゃいるどはーと
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