生後2ヶ月半の子猫たち5匹を保護
1番小さなつむぎちゃん
東京都府中市のNPO法人府中猫の会さんが、生後2ヶ月半程度の小さな子猫5匹を保護しました。その中でもとりわけ小さかったのがつむぎちゃんです。末っ子のようにみんなの後を付いて回る可愛い子でした。
「漏斗胸(ろうときょう)」と診断
みんな順調に育って欲しいと願う府中猫の会さんでしたが、動物病院で診察を受けたところつむぎちゃんは、「漏斗胸(ろうときょう)」という病気であることがわかりました。
胸骨と肋骨が変形してしまい、胸が陥没してしまう疾患です。重度だと肺や心臓に影響が出るため、手術が必要になる場合があります。
更に深刻な事実が…
レントゲンを撮ることになったつむぎちゃん。そこで更なる深刻な事態が発覚します。なんと胃の中に尖った異物が入っていました。誤飲してしまったのでしょうか?病院では、漏斗胸よりも異物を取り出すほうが先決と言われました。
全身麻酔に耐えられないゆえの選択
ただ、つむぎちゃんはまだまだ小さな子猫です。異物を取り出すには全身麻酔が必要なのですが、耐えるのは難しいでしょう。
そこで今すぐに手術を行うのではなく、体重を増やして行きながら定期的にレントゲン撮影を行うことになりました。つむぎちゃんが大きくなっても異物はまだ動かずに存在しています。
そしてついに、異物を取り出す手術と漏斗胸の手術を同時に行うということに。
大手術の日のミラクル
2つの手術を同時に行うということは、かなりの大手術です。でもミラクルが起きました!
なんと手術前の診断で異物が消えていることが判明。そしてそして、漏斗胸も手術なしでも大丈夫とのこと。すごすぎます!
その後つむぎちゃんはスクスクと大きくなり、避妊手術もして幸せになる準備はバッチリ整いました。
里親さんが見つかり幸せになる!
幸せしかないつむぎちゃん
奇跡の猫つむぎちゃんには、優しい里親さんが見つかりました。リラックスしながら毛づくろいしたり、おもちゃで遊んでもらったり、人間のようにテレビに夢中になるなど幸せな様子。家猫生活を楽しんでいます。
ちゅーる貧乏
ちゅーるが大好きなつむぎちゃん。カリカリを残しているのに欲しがります。甘えた声でおねだりします。
里親さんはつむぎちゃんにちゅーるをあげ過ぎて「ちゅーる貧乏」になってしまうと。気持ちはわからないでもありません。
まとめ
気になるのは異物の行方ですが、きっといつの間にか排泄物と一緒に出たのかもしれません。内臓が傷つかなくて本当に良かったです。正にミラクル!ですね。
つむぎちゃんが幸せになっていく様子は、下記動画から見ることができます。ぜひチェックしてみてください。
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※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人府中猫の会
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