ツンデレ最高!
ベテラン俳優
ねこちゃんホンポ読者の皆さま、ブライアン・コックスをご存じですか?あの大ヒットサイコスリラー映画「羊たちの沈黙」の恐ろしいハンニバル・レクター博士役を、その数年前にすでに映画「刑事グラハム/凍りついた欲望」で演じ、他にも多くの作品に出演している英国のベテラン俳優です。
そのコックスさん、実は愛猫家なんですね。動物愛護団体PETAと共に、保護猫を語るコミカルな動画を作りました。
まずはPETAの質問にコックスさんが答えます。シェルターのサビ猫「パッチス」に翻弄される様子が絶妙!
PETA:テレビドラマ「サクセッション(キング・オブ・メディア)」で強面の大企業創立者、ローガン・ロイを演じていますが、彼も猫ちゃんにかかったらやっぱり、にやけちゃいますか?
ローガン・ロイは、ワンマンで強権的、いつもしかめっ面なんですね。
コックス:(しかめっ面で考えてから)いいえ。
ん?口元、緩んでない?
ベテラン俳優×シェルター猫
ここからは、コックスさん(C)がパッチス(P)にインタビューします。
C:僕はブライアン・コックスです。よろしく。まあ…ご存じかな?(そこそこ知られていると思うけど…。)ほら、シェークスピアなんかもやってて…シェイクス…ピア…。汗
P:…(…へ?)
C:「ブレイブハート」とか、「ロブ・ロイ」とかさ…。あ、「X-MEN2」は?し、知らない?
P:んー…
忖度(そんたく)なし!キリッ
C:あ、これならわかるかな、テレビの「サクセッション」!
P:ん?それ、ナショジオ?
あちゃ~。違うよパッチス、「サクセッション」は人気テレビドラマだよ!出てるの、このおじさん、重要人物なの!
ナショジオことナショナル・ジオグラフィックは、動物や歴史、地球科学などマジメな内容のドキュメンタリーチャンネル。野生動物の映像なんか、ド迫力です!
C:(そうか…僕もまだまだだな…。頑張らにゃ…。)
C:(気を取り直して)じゃ、質問行ってみようか。君それ、何の毛皮を着てるの?
P:自前にゃ。一張羅(いっちょうら)にゃ。
C:あ、そりゃよかった。僕も毛皮には反対でね。で、君、去勢は済んでるのかな。
P:失礼な質問にゃ。でも済んでるにゃ。
C:ちゃんとしてるんだね。ところで里親についてはどう思う?僕は里親制度はとても大切だと思ってるんだ。実はうちにも保護猫が2匹いてね。猫って独立心が強いけど、時にはやっぱり仲間が恋しいかなと思ってさ。
P:その通りにゃ。大賛成。
C:君からも僕に質問があったら、さあ、遠慮なくどうぞ。
P:…(カイカイ)
P:…(チョイチョイ)
自由過ぎ!パッチス、自由過ぎ!目の前、ベテラン俳優!興味持って行こう!
C:(うん、うん、いいよいいよ…涙)君、楽しかったかい?僕は楽しかったよ。忙しいところ時間を割いてくれてありがとうね。
P:礼には及ばないにゃ。またにゃ!
まとめ
コントはここまで。
コックスさんは語ります。「独立心こそが猫の魅力ですね。それに察してくれます。何か物足りないなあ、なんて時に向こうからやって来てくれて、あ、そうか、(猫が足りなかったんだ、)ありがとう。なんてこともありますよ。」
そして動画を次の言葉で締めくくります。
「猫を飼うなら、お金で買わないで。里親になりましょう。そして去勢・避妊をお忘れなく。」
映画やドラマのシリアスな演技から一転、とてもコミカルでチャーミングな表情の俳優・愛猫家のコックスさんとパッチスのかけ合いをどうぞ!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)