必死だった子猫と女性
通報・発見
ぬくぬくと気持ちよさそうに眠っているのは「マイキー」です。毛布も猫柄っていうね。
でも、動物愛護団体PETAが保護した時、マイキーはこんなに汚れてヨレヨレでした。一生懸命、ミーミー鳴いています。
この排水口から必死に鳴く子猫の声を聞いた女性が保健所と消防に電話をしましたが、相手にされなかったそう。どうして1人で、どこから入ってしまったのでしょうね。
ここで多くの人はあきらめるかもしれません。彼女は、PETAの連絡先を見つけて懇願しました。もちろんこの団体はすぐに対応します。
排水パイプの中にケージトラップを仕掛け、ソワソワしながら一晩待ちました。すると翌朝、入っていましたよ!この職員の足元には水がたまっています。子猫はすっかり濡れていました。放置されていたら、あとどれだけ生きながらえたでしょう。
ケア
保護した子猫をPETAの事務所に連れて来て、ざっと体調を確認し、それからお風呂で全身をくまなく洗いました。
そして、今ここ。さっぱりして、ごはんを食べて、極楽~。
注意!そして助ける勇気を
子猫も成猫も、猫はあらゆる狭くて暗い筒状の場所が大好き。むやみに入って行って出られなくなってしまうケースが後を絶ちません。外に慣れていない飼い猫でもそれは同じか、慣れない分、危険は外猫たちより大きいかもしれません。注意しましょうね。
マイキーを助けたい一心で、対応してくれる団体を見つけ出した女性に感謝。あきらめない気持ちが、猫たちを救うのですね。
マイキーは一時預かり施設で元気、そして里親さんとの出会いを待っています。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)