車4台を寝床にしていた子猫
夏なのに…
元気良く鳴く白黒の子猫は、なんと車4台のエンジンルームを渡り歩いて暮らしていました。通常であれば寒い冬に暖を取るために入り込むものです。でも暑い夏にわざわざエンジンルームに行くとは、よほどの車好きなのかもしれません。
ご近所総出で捕獲
夜は保護主さんの車で過ごし、日中は他のお宅の車で過ごしていたようです。餌をあげていたご近所さんがいたため、子猫でもなんとか生きてこれたのでしょう。
ご近所さん総出で子猫を捕獲し、にゃいるどはーとさんのもとへ連れてきました。4人がかりの大捕物だったそうです。保護主さんは噛まれて負傷した様子。相当大騒ぎだったのでしょう。
命名!
車好きだということで「たまレーサー」と命名されました。夏にエンジンルームに入り込むとはかなり珍しい猫です。しかも4台を乗り回していたのですから、面白いですね!にゃいるどはーとさんもこんな猫とは初めて出会ったそうです。
猫バンバン(車に乗る前にエンジンルームをバンバン叩いて猫がいないか確認すること)は冬だけでなく夏も行う必要がありそうです。
改名!
「おいしい!」とおしゃべりしながらご飯をバクバク食べるたまレーサーくん。とても可愛いです!
にゃいるどはーとさんが改めて性別を確認すると、男の子ではなく女の子だということが分かりました。そこで、改名!「たまレーサー」から「たまこレーサーちゃん」になりました。
初期治療
早速動物病院へ向かい、初期治療を受けるたまこレーサーちゃん。体重が400g程度なので生後1ヶ月ほどとのこと。そのくらいの月齢なら、まだ母猫と一緒にいる時期です。はぐれてしまったのでしょうか?でも1匹でも賢く逞しく生きていました。胸にグッときます。
病院で出されたご飯も相変わらず「おいし〜い!」と言いながら食べ、とても健康に育ちそうです。しかも人懐こい!検温や検便も頑張ります。
賢くエンジンルームで暖を取っていたため、何の問題もなく健康体なことが分かりました。
翌日元気がなくなる…
元気だった様子のたまこレーサーちゃん、なぜか翌日元気が無くなってしまいました。一体どうしてしまったのでしょうか?何かの病気なのか不安がよぎります。
病院でレントゲンを撮ると、左手首を捻挫していることが分かりました。どうやら入れていたケージに引っ掛けるなどしてしまったようです。安静にして治します。
保護後に入れておいたケージでケガをしてしまうことがあるようです。十分に注意しなければいけませんね。
まとめ
まだ生まれて間もないのに母猫とはぐれてしまい、それでも力強く逞しく生きていたたまこレーサーちゃん。その姿勢から何か学べるものがあります。
鳴きながらご飯を食べる悶絶級の可愛い姿は、下記の動画から見ることができます。できればチャンネル登録を!それが猫たちへの支援に繋がります。
- やっぱり安全安心なご飯が一番!
- 保護後の思わぬ怪我にも注意
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人 にゃいるどはーと
NPO法人にゃいるどはーと
▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://nyaild-heart.shimakaji-mama.com/
▼▼ 公式Facebookはこちら ▼▼
https://www.facebook.com/特定非営利活動法人にゃいるどはーと-240983279643560/
▼▼ 公式Twitterはこちら ▼▼
https://twitter.com/satoshirumi