顔負傷のコッチビくん
商業施設に生息
大阪の保護猫シェルターhibinecoさんがシェルターをやりたいと思ったきっかけとなったある商業施設に、コッチビくんは生息していました。そこはhibinecoさんが長年、保護やTNRで関わっている場所なのです。
顔がえぐれ…
猫たちをお世話している方から「コッチビくんの顔がえぐれている」との連絡が入りました。それは緊急事態だということで、早速保護に向かうhibinecoさん。
現場にて
現場に着くとそこには、患部をコンクリートの固い地面にゴリゴリと擦り付けているコッチビくんがいました。即止めさせて、クレートに入れて保護します。
もしかしてコッチビくんはそんなことを繰り返していたのでしょうか?それでは傷がどんどんひどくなってしまって当たり前です。
シェルターへ連れ帰る
コッチビくんをシェルターへ連れ帰ります。病院がお休みの日だったので消毒などの応急処置を。
患部をかきむしってしまうので爪をカットし、エリザベスカラーをして患部の保護を行います。消毒も爪切りも嫌がらず、おとなしくしているコッチビくんです。
翌日病院へ
耳ダニが原因
翌日になって病院が開いたので、診察に向かいます。お世話をしている方々は「ケンカでは?」と予想していましたが原因は「耳ダニ」でした。
耳ダニとは0.5mm程度のダニで、猫の耳に寄生しかゆみを引き起こします。長くは生きられませんが人の皮膚にも感染するので注意が必要です。
コッチビくんは痒くて痒くて仕方なかったのでしょう。そのため顔を掻きむしってしまい、更にこすることで傷が広がってしまっていたのです。
治療頑張る
病院で洗浄と消毒をしてもらうコッチビくん。痛みを感じたはずですが抵抗一つせずに頑張りました。こんなおとなしい猫は珍しいです。
そのまま引き取りに
現場で猫たちをお世話している方たちから望まれ、コッチビくんはそのままhibinecoさんが引き取ることになりました。ケガが治ったら初期医療をし、里親さんを探します。
まとめ
体のお手入れも痛い治療も、抵抗せずに受け入れるコッチビくん。こんな猫は滅多にいません。きっと里子になったら飼いやすいことでしょう。
いつでもコッチビくんは里親さんを待っています!可愛い鳴き声もぜひチェックしてみてください。コッチビくんは2:07から登場です!
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:hibineco/保護猫シェルター
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