捨てられた4匹の乳飲み子たち
ダンボールに入れられて…
ある日福井の譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家さんに入った1本の電話。子猫4匹がダンボールに入れられ、捨てられているというのです。
電話をかけてきた男性は猫について全くの無知だということ。でもこのまま放っておくことはできないので助けて欲しいと伝えてきたのです。
明らかに人が遺棄した形跡
その男性が連れてきた子猫たちは蟻だらけのダンボール内に入っていました。まだ綺麗でお腹がパンパンに張っています。母乳を飲んですぐなのでしょう。
明らかに人が遺棄したのだとしあわせにゃん家さんは直感します。猫を捨てる人は後を絶ちませんが、それは犯罪だということを今一度心に刻んで頂けることを願います。
子猫たちは男性も協力してくれるということで、しあわせにゃん家さんの元に保護することになりました。
保護部屋にて
遺棄した人への怒り
ひとまず綺麗なダンボールに子猫たちを移します。どうやら生後3週間くらいのよう。保護部屋に移されますが、ケージを突破しようと頑張ります。元気なので一安心です。
まだ哺乳瓶でミルクを飲むことができないので、シリンジで飲ませます。お腹一杯になった子猫たちは、猫団子になってスヤスヤ。
しあわせにゃん家さんはそんな子猫たちの様子を見て、母猫と引き離した人間に憎しみを覚えます。きっと母猫も、突然いなくなってしまった我が子たちを思い、寂しい思いをしているでしょう。可哀想なことです。
哺乳瓶トレーニング
ミルクを飲んでもらうのに、哺乳瓶トレーニングをします。シリンジで飲ませることもできるのですが、それだと量を飲ませるのが大変なのです。
ですから子猫にはなるべく、自力で哺乳瓶から飲んでもらうようにします。しあわせにゃん家さんが近づくと、まだ小さいながらも「シャーッ!」と威嚇する子猫たち。可愛いですね!
保護3日目
保護から3日目にして、全頭哺乳瓶からミルクを飲めるようになりました。これは早い方です。すごい!子猫たち、頑張りました。これで好きなだけ、ミルクを飲めるようになります。
この先にある関門
子猫たちが哺乳瓶からミルクを飲めるようになり、第一関門は突破です。その後、うんちは出るか、離乳できるかなどの関門がいくつか待ち受けます。まずは生後2ヶ月になるまで育てることが目標です。
可愛すぎる子猫たち
キャリーから出てくる4匹の猫たち。まだヨチヨチと歩く姿が可愛すぎます。
目が好奇心でキラキラしているものの、まだどこか怯えた様子も見られます。辺りを警戒しながら探索する様子もとても可愛いです!
里親さん決まる!
子猫たちは無事にカフェデビューしました!最初は慣れない環境にドキドキしていましたが、優しい先輩猫たちに囲まれ数日で馴染みました。
そして4匹とも里親さんが決まったのです。まずはトライアルからスタートですが、幸せを手に入れたと思って良いでしょう。捨てられ母猫からも引き離され、過酷な猫生を歩むところだった子猫たち。
最初に保護してくれた男性、そしてしあわせにゃん家を通して幸せになりました!
まとめ
まだ生後間もなかった子猫たち。里親さんが決まって本当に良かったです。
この子猫たちは運良く保護されましたが、今の日本の現状では、まだまだ殺処分対象になってしまう子猫たちがたくさんいます。
猫を捨てること。それがどういう意味を持つのか、改めて考えて欲しいと筆者は思います。猫からすると「死刑宣告」にも近いものがあるのではないでしょうか。
命の重みを感じられます。ぜひ下記の動画をご覧ください!良かったらチャンネル登録をお願い致します。それが猫たちへの支援につながります。
- 保護されたばかりの猫たち
- ヨチヨチ歩く可愛い姿
- 新しい生活のはじまり
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家
譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家
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