残された猫たち
物に埋め尽くされた家
高齢の飼い主さんが亡くなってしまい、猫4匹が残されてしまったとのこと。埼玉のNPO法人にゃいるどはーとさんは現地へ向かいます。
飼い主さんの姪の方立会いの元、家の中へ。足の踏み場もないほど猫の餌や物で埋め尽くされています。どうやって生活していたのでしょうか?
2階建の為、2階に猫を探しに行こうとしますが、階段が真っ暗で登れません。
1匹だけ保護
1階にぽつんと佇む猫がいました。逃げる様子もありません。見るからに健康ではない様子が伝わってきます。猫は全部で4匹いるはず。残りの3匹は2階にいるものと予想されます。
ご飯を残してひとまず退散
前述したように2階に行くのが難しい為、この日は1階にいた1匹だけを保護し、後日また訪問することになりました。猫たちの安否を確認する為、ご飯を残していきます。
生前の飼い主さんについて
飼い主さんは74歳の女性、一人暮らしの方でした。猫を4匹飼っていた為、万が一のことを懸念した姪の方と話をしていたそうです。
ペット可の老人ホームを探すことになりましが、その矢先の出来事でした。猫を残して女性はなくなってしまったのです。
きちんと猫たちのことを考えていたのですが、残念な結果となってしまいました。
病院へ…
ご飯はモリモリ食べる!
保護した1匹はよほどお腹が空いていたのか、用意されたご飯をモリモリ、すごい勢いで食べます。見た所痩せてあまり健康とはいえない様子ですが、これだけ食べるなら元気なのかもしれません。
爪切りを嫌がる猫
その後病院へ向かった保護猫。爪が伸び放題で肉球に刺さってしまっています。このままでは良くありませんので、カットして貰います。
獣医師たちに嚙みつこうとするのでエリザベスカラーをされ、「やめてぇ!」と訴えるかのように鳴き叫ぶ保護猫。
名前決定!
獣医師たちとにゃいるどはーとさんの話題は、この猫の名前についてになりました。様々な名前を提案し、ついに決定しました!「東京 練トラ」です。
出身地をうまく絡めた名前になりました。でも当の猫は慣れない環境に戸惑っているようです。
まとめ
高齢者と猫をはじめとしたペット問題は、社会問題として存在します。猫を残して亡くなってしまう高齢者のほとんどが70代なのだとか。
もし親類や身近に70代で猫を飼っている人がいたら、気をつけるに越したことはありません。そして自らも決して人ごとではないことを自覚する必要がありますね。
この記事の一部始終は下記の動画でご覧ください。それが猫たちの援助に繋がります。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人 にゃいるどはーと
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