保護猫のペチとすみれとの出会い

保護猫のペチとすみれとの出会い

これから猫を飼うなら、ぜひ保護猫を家族に迎えてみませんか?多くの猫があたたかな家庭へ迎えられるのを待っています。今回は私たち夫婦と保護猫2匹の出会いをご紹介します。

保護猫たちとの出会い

地元の保護猫活動団体

猫を飼いたいとずっと思っていましたが、飼うなら保護猫と決めていました。2016年8月、私たちは地域の保護猫団体を尋ね、そこで一匹の白茶猫と出会いました。

そこでは、個人宅でご自宅の一部を猫たちの部屋に充てていましたが、初めて訪れた私たちを快く迎え、猫たちを紹介して下さいました。保護されたばかりの子猫や、何年も新しい家族を待っている大人猫など、そこにはおそらく20匹弱くらいの猫たちがいたと思います。

白茶猫

新しい家族探し

子猫を何匹か紹介していただき、私たちは順番に撫でて、抱っこしていきました。抱っこに抵抗する子ももちろんいましたが、一匹の白茶の子猫が夫の腕の中でじっとしていてくれました。

この子は、産まれてまだ数週間の頃、ある中華料理屋さんの駐車場で保護されたとのこと。どうしてそんなところに一匹で放っておかれたのか理由は今もわかりませんが、そのままだとカラスの餌食となってしまっていたことでしょう。

保護された方に抱っこされたまま歩くこと30分、全く逃げもせずついてきた、とても素直な性格の子でそうです。ノラ猫の保護などでは、多くの方が簡単に捕獲できず苦労していることを考えれば、こちらが逆に心配になるくらいのおとなしさ。

あとから聞いた話ですが、あまりに素直な性格で人馴れしているようにも思えたため、もしかしたらどこかで飼われていたら猫なのではと思い、捕獲した場所の近所の方に「猫を探していませんか」と張り紙で聞いてまわったそうです。

夫がすっかりその子を気に入ったこともあり、私たちはまずはお試しで預かることにしました。また私たちは2匹迎えたかったので、もう一匹、相性の良さそうな三毛猫の子猫も我が家に迎えることにしました。こちらは、多頭飼いの現場から保護されたそうです。

三毛

保護猫を迎えて大変だったこと

費用

猫たちを迎えた時のことは今でもよく覚えています。迎えるにあたって、ケージを買いに行きました。その他、当面のキャットフード、猫用の食器、おもちゃなどをホームセンターで買い、大体2万円くらいかかりました。

また、正式に譲渡すると決まった時、猫たちの去勢・避妊手術費用も負担しました。でも猫たちがあまりに可愛かったので、準備をするのも楽しく、出費も気になりませんでした。

2匹そろって

保護猫を迎えて良かったなと思うこと

猫との生活そのもの

白茶の子は保護された場所の料理屋さんの名前にちなんで、ペチと名付けました。また三毛猫はすみれと名付けました。

ペチは、私が出かけようとすると玄関まで来て、ゴロンと横になって行かないでとアピールをしてきます。また外出から帰ると、2匹揃って走って迎えに来てくれて、とても温かな気持ちになります。
【写真 9:いかないでと訴え】

現在の猫たち

家族に迎えて4年が経って…

保護したばかりの子猫の頃は、よくおもちゃで走り回っていましたが、今はご飯を食べ終わったらすぐに横になってウトウトしています。

白茶のペチは相変わらず素直で従順ですが、三毛猫のすみれはお転婆でいたずらが大好き。よく私たちの食べ物を盗み食いしてしまうので、キャットフード以外食べさせないように極力注意しています。これから、高齢になるにつれて健康管理をしっかりしていかないと、と思っています。

とても仲良し

まとめ

私は保護猫を家族に迎えてとても良かったと思っています。2匹はすっかり私たちの家族で、心を開いてくれたのが本当に嬉しいです。またペチとすみれのような猫たちの保護活動に、以前よりも関心が強くなりました。保護猫との出会いは私の宝物です。

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