我が家に猫が来た!猫との暮らしで学んだ大切なこと

我が家に猫が来た!猫との暮らしで学んだ大切なこと

我が家の雑種猫にゃおくんは、約10年前にやってきました。突然猫と暮らすことになった私たち家族は、にゃおくんのおかげで本当に幸せな日々を送っています。にゃおくんと我が家の出会いについて綴っていきます。

我が家に「にゃおくん」がやってきた!

突然訪れた猫との出会い

当時高校2年生だった私。小さな頃は、家にリスや白文鳥がいて、動物はとても好きでしたが、猫や犬と暮らしたことはありませんでした。

家の周りには野良猫がたくさんいたので、当時は野良猫の厳しい暮らしなども全くわかっておらず、ただ可愛いと思って触れ合うような感覚でした。

そんなある日、両親が帰宅した途端に「にゃ〜」という鳴き声が!何と、母親の手には、小さな小さな黒猫がいました。そのまま、私の手へ…両手にすっぽり収まるほどの小さな黒猫。

嬉しいのと驚きと、そしてなんといってもその可愛さに、私は幸せな混乱状態に陥りました!

服に包まれたにゃおくん

育児放棄されたにゃおくん

生後3日の小さな黒猫は、弟の友達の庭で生まれたそうです。野良猫が庭で子どもを産んだまま育児放棄してしまい、子どもたちが庭に残った状態に。

里親を探し始めて、そのうち1匹が我が家にやってくることになりました。他の兄弟も無事、里親が見つかったそうです。

猫を迎えるために購入したもの

  • ケージ:にゃおくんはまだ小さく、自宅は猫の事故防止のための対策などもしていなかったため、家族が不在時や夜間はケージに入ってもらうことにしました。
  • 子猫用ミルク:色々と調べて子猫に牛乳を与えてはいけないことがわかったため、子猫用のミルクを買って飲ませていました。
  • トイレ猫砂:猫用トイレを用意しました!トイレを設置した瞬間にそこで用を足したのを見てびっくり!特にしつけることなくトイレをしてくれました。
  • 小さなタオル暖かい布:小さな子猫は体を暖めるのがとても大切なことだと聞き、弟のニット帽や小さなタオルなどで体を包んでいました。
  • 爪研ぎ:段ボールの爪研ぎを置いてみたところ、にゃおくんは寝転がるだけでした。そこで、実際にやって見せると、真似をして使い始めました!

病院に行って驚いたこと

にゃおくんを家に迎え入れてすぐ、動物病院で診てもらったのですが…なんと、寄生虫やノミがうじゃうじゃといたのです!すぐに薬をいただき対策をしました!!!

何も知らず、にゃおくんにスリスリちゅーちゅーしていた私たち家族…(笑)猫を迎え入れたら、なるべく早く病院で診てもらいましょう。

見守る日々…そうだ、名前を決めよう!

好奇心旺盛な子猫のにゃおくん。危ない場所や隙間に入らないように、家にいる誰かがつきっきりで見守っていました。たくさん遊んでたくさん寝て、たくさん甘えて、自由奔放に過ごす姿に家族全員メロメロ…。

そろそろ名前を決めよう!と、おのおのが考えた名前を並べてみたところ全部良かったので、あみだくじで決めることにしました(笑)

その結果、「にゃおくん」という名前になりました。今では、名前を呼ぶと来てくれます♡

お昼寝するにゃおくん

猫と暮らすためにしておきたいこと

  • 猫の情報誌を定期購読

猫が食べてはいけないものなど、何となくわかってはいましたが、もっと調べて勉強したほうがいいと感じたため、猫の情報誌を定期購読することにしました。

食べてはいけないもの、脱走対策、病気のこと、ストレスになること、マッサージの方法など、家猫として幸せに過ごすための知識をたくさん知ることができています!にゃおくんに、毎月の付録を気に入ってもらえると本当に嬉しくなります♡

猫と暮らす方は、1年くらい購読を続けると良いのではないでしょうか。ささいなことでも、意外に知らなかったことが必ず出てくると思います。

  • 保険加入

これから先、生涯を終えるまで幸せに暮らして欲しいと考えた私たち家族。保険加入のため、様々な資料を取り寄せて、選びました。

通院も補償してもらえるタイプや入院手術のみ保障してもらえるタイプ、病院ですぐに返金してもらえるタイプなど、色々あるのでよく検討してから決めるのがいいと思います。更新時にプランの変更や相談ができるものや年齢が上がってきたら通院保障があるタイプを選ぶようにしました。

家猫として幸せに

家猫は、遊べる場所を作ってあげて、愛情をたっぷり注げば、家の中でも十分に幸せに暮らせるそうです。私は、にゃおくんが来るまで"飼い猫を外に出している"と聞いても特に何も感じませんでした。

しかし、現実に猫を迎えてみて、脱走対策の徹底や、猫タワーの設置、おもちゃの購入、猫の情報誌の購読など、さまざまな経験を通して、愛猫を外に出すことのリスクを知るようになりました。

例えば…

  • 虐待:世の中には本当に色々な人がいます。その中には、猫に危害を加えようとする人もいます。私は、野良猫に危害を加えようとする人を見て、思わず叫んで食い止め、警察を呼んだことがあります。外に出すということは、そういった不幸な出来事に巻き込まれる危険性があると思います。
  • 交通事故:誤って脱走させてしまった場合、外の環境に驚き飛び出して、そのまま車に轢かれてしまうことも考えられます。
  • 駆除:猫の幸せを思って外に出した結果、近隣への糞害、侵入などにより、駆除対象にされて命を落としてしまうこともあるでしょう。
  • 病気に感染:避妊去勢手術をしていない猫が野良猫と交尾すると、猫エイズに感染する可能性があるようです。外に出すことで病気をもらったり、怪我をして帰ってきたり、マダニに食われてしまう危険性もあります。

どれも後悔してからでは遅い、切実な問題だと思います。私は、多くの方に猫の可愛さを知って欲しいと思う反面、必要な知識を得ないまま迎えることだけはして欲しくないと考えています。猫を愛しているならば、責任を持つことがとても大切です。

まとめ

甘えるにゃおくん

猫が成長していく過程は、本当に愛おしいです。毎日どんなに疲れて帰ってきても、玄関で尻尾を綺麗に巻いて座り、「おかえりなさい!」をしてくれているのを見ると、一瞬で疲れが飛ぶほど!!

あんなに小さかったにゃおくんも、今はシニア猫。病気に気を付けて、最後まで幸せに暮らしてもらえるよう、見守りながら過ごしています。

家族として、愛情と責任をあわせ持って、ずっとずっと一緒に幸せに…。

これから猫との暮らしを考えている方には、「ただ可愛いだけではない、知らなかったでは済まされないこともある」ということを知っていただき、猫ちゃんを迎えていただきたいです。

あなたと猫ちゃんが、どうかいつまでも幸せに暮らせますように!

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