片目がカサブタで塞がった子猫…衰弱ひどく緊急保護!

片目がカサブタで塞がった子猫…衰弱ひどく緊急保護!

風邪で衰弱した子猫兄弟。小さな体は汚れて低体温、目は腫れ上がり、片方の目は大きなカサブタで塞がっています。治療を受け、見違えるほど元気な可愛い子猫に大変身しました!

衰弱した子猫兄弟、体力の限界!

風邪と目の炎症で大ピンチ

2020年9月下旬、低体温で衰弱しきった子猫が保護されました。

風邪を引いているうえ、目の炎症が「ひゃー!」と顔を背けたくなるほどひどい状態です。特に片目は大きなカサブタで塞がれ、元の目の形も分かりません。

そんな汚れた子猫たちをすくい上げ、保護してくれた方がいました。子猫たちは、その方の手で動物病院に届けられ、NPOくすのきに通報もしてもらえました。

治療開始、「生きてます!」

通報をもらったNPOくすのきは、すぐに動物病院へ出動。緊急入院の処置をお願いし、子猫たちを引き受けました。

2匹の子猫は、どちらもグレーのふわふわ長毛がよく似ていて、兄弟と思われます。白+少しグレーの毛色の子は「プリンシペくん」、グレーの毛色の子は「プリンスくん」と名付けられました。

これほど小さな子猫が、体調不良を抱えながら、どうやって生き延びてきたのでしょうか…。

置き去り?多頭飼育崩壊?

子猫たちが保護された上多賀という地域は、少し前に状態の悪い子猫が連続して保護された場所でもあります。しかも以前と同じ長毛の子猫ということもあって、多頭飼育崩壊などの不安が募ります。

治療の甲斐あって、子猫たちは少しずつ回復!片目はやはり痛々しいものの、食欲旺盛なことが救いです。

プリンシペくんもプリンスくんも治療を嫌がらず、とても性格が良い子たち。保護から1ヶ月半経つと、すっかり元気になりました。片目の状態をものともせず、生活にも支障はありません。

素直で元気、人間大好きな子猫ですから、相性の良い里親さんとご縁があれば、それは幸せなニャン生になるでしょう。長毛の猫ちゃん、モフモフで可愛いですね〜!

偏見なんて知らないよ

猫たちはハンデがあっても辛い状況でも、まっすぐ生きていこうとします。こんなおチビさんでも、それは同じ。そして周囲の猫たちは、ハンデのある子をありのまま受け入れます。

当たり前に助け合う猫たちを見ると、ほっこりしつつ羨ましくもなります。この天使の寝顔が、ずーっと続きますように。いえいえ、もっともっと幸せな顔になりますように!

※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
 団体名:NPOくすのき

NPOくすのき

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