目にハンデを負った猫…愛されキャラが運命の家族を引き寄せた!

目にハンデを負った猫…愛されキャラが運命の家族を引き寄せた!

まだママのミルクをもらっている兄妹猫を保護。その中で一番のチビちゃんは風邪で目の炎症を起こしていました。ハンデがあっても性格の良い子猫が幸福になるまでのお話です。

離乳前の子猫兄妹を保護

一番のおチビちゃんは目にハンデ

2019年夏。まだママのお乳を飲んでいる子猫兄妹が保護されました。

8月生まれのちび兄妹のうち、一番小さい子は風邪を引いて目の炎症がありました。どうか元気に育ってと願いを込め、その子猫に「ヤコウ」くんという名前を贈りました。

「ヤコウ」くんは、兄妹の中で一番身体が小さいけれど食欲は一番旺盛!自分より体の大きな兄妹に混じって、負けることなくご飯をゲットします。何となく人間の兄妹でも、そういう子っていませんか?大抵は憎めない子の気がします(笑)

ねこはうすの癒し系イクメン?

目のハンディキャップは残ったものの、モリモリ食べて「ボクは生きて行くよー!」と周囲に元気をくれるヤコウくん。

性格の良さがにじみ出る彼は、シェルターの猫さんたちと折り合いもよく、特に子猫たちに大人気です。

慕ってくる子猫たちの毛づくろいをして、面倒見のよいヤコウくん。先輩猫さんもペロペロしてあげるようです。

勝手な想像ですが、風邪を引いた一番のチビ猫を、ママ猫は舐めてあげたのでは?ヤコウくんの優しさは、ママ猫の愛情なくしては育たなかった気がします。

引き寄せた幸運の出会い

2020年10月。そんなヤコウくんに運命の人が現れました。

「家族になろう」と迎えてくれるお家が見つかったのです!

性格の良い子が報われると、こちらまで嬉しくなるのは何故でしょうね?ハンデがあっても「見てくれてる人っているんだなあ」と、心が励まされます。

いつも周りを幸せにするヤコウくん。

子猫たちやお友達の猫さんと会えなくなるけど、家族が一緒だから寂しくないね。

寂しいどころか、飼い主さんの一番になれるんだから。愛情を独り占めして、うんと甘えて、可愛いワガママ言っちゃおう!

まだ1歳と少し。ヤコウくんのニャン生はこれから。

ねこハウスでは面倒見の良い「ちぃ兄ちゃん」だったから、甘え方もワガママも、これからのニャン生で覚えよう。

ずっと見守ってきたボランティアさんや、ヤコウくんがボンヤリとだけ覚えているママ猫さん、みんなヤコウくんが幸せなら一緒に幸せになれるから。

本当によかったね、ヤコウくん。

※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
 団体名:NPOくすのき

NPOくすのき

▼▼ 公式ホームページはこちら ▼▼
https://npo-kusunoki.life/

▼▼ 公式ツイッターはこちら ▼▼
https://twitter.com/atami_kusunoki

スポンサーリンク