飼い主が急逝した5匹の猫…保健所から救出され幸せに

飼い主が急逝した5匹の猫…保健所から救出され幸せに

一人暮らしのおじいさんが亡くなったため、飼い猫5匹は保健所へ送られることに。人懐こい5ニャンを救い出し、新しいお家を探すまでの軌跡を綴ります。

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シニア飼い主の突然死!保健所から5ニャンを救出

おじいさんと猫

5匹の猫と暮らす、一人暮らしのおじいさんがいました。

家ではひとりぼっちで過ごすおじいさんにとって、猫たちは話し相手であり、家族でもあり、孫のような存在でもありました。おじいさんと猫たちは、とても穏やかで幸せな毎日を送っていたのです。ところが、2020年夏。おじいさんは猫たちを残し、急逝してしまいました。

猫たちは真夏の室内に取り残され、何度目が覚めても優しい飼い主さんには会えません。突然おじいさんがいなくなって、今まで楽しかった家はすっかり変わってしまいました。寂しくて不安な気持ちを抱えて1週間は過ごした頃、5匹は保健所に送られました。

保健所からレスキュー!新しい生活へ

そんな窮地に見舞われた猫たちをNPOくすのきさんが、この5ニャン全てを保健所から救い出してくれました。引き取ってすぐの画像では警戒してイカ耳の子もいますが、どの子もとても人懐こく、良い子です。きっと亡くなった飼い主さんが、大切に可愛がっていたからでしょう。

超高齢化社会の日本では、これから似たような話が増えると思われます。たとえ飼い主さんが高齢でなくとも、急病や事故で突然入院するかもしれません。

その時、お家で待っている小さな命をどう守るのか。可愛いパートナーのことを思えば、いざという時の預け先はやはり必要ですね。

ペットを残して行けない

ペットの飼育に理解ある身内などに頼むことができれば良いですが、それが期待できない方には、最近では「飼い主に何かがあった時」残されたペットを保護してくれる有料サービスなどもあるそうです。

ただし、ご本人が亡くなったあとの話ですから、納得いく結果になるかどうか、見届けることは出来ません。何より、猫たちにとって一番のしあわせは、大好きな飼い主さんとずっと一緒に暮らすことです。いざという時の備え、保護先を準備しながらも、それらがみんな無駄になるといいなあと思います。

猫たちのその後

さて、5匹の成猫を一度に引き取ったNPOくすのきさん。第一声は「間に合って良かった」でした。ただでさえコロナ禍で大変なところを、志の高さに頭が下がります。保護後、猫ハウスにデビューした5匹は、すっかり落ち着いているようです。

2020年10月下旬、5匹のうち女の子3匹、ハナビちゃん、ワタアメちゃん、マツリちゃんが同じお家に里親さんが決定しました!茶トラ女子は珍しいそうです。見送る男の子2匹、タイコ君とミコシ君だって、負けていませんよー。絶対うんとしあわせになって、天国で気を揉んでいるおじいさんを安心させてあげるんだから。

あのまま5匹が保健所で命を絶たれていたらと思うと、目の前が暗くなります。まだ寿命がある生を奪うことは、許されるものではありません。5ニャンを大切に育てた飼い主さんも、さぞ無念に感じただろうと思います。

NPOくすのきさんのお陰で、5つの命とおじいさんの心が守られました。「人間も捨てたもんじゃないよね」という、"面目"までも守ってもらったような気がします。

※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
 団体名:NPOくすのき

NPOくすのき

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