健康な猫ばかりではない保護猫たち
片目が見えないしずくちゃん
福井県外からやってきたしずくちゃん。片目が見えません。福井の譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家さんがたくさんの猫を引き取った時、その中にいたのがしずくちゃんでした。
すぐ病院に行き、手術で何とかならないか期待しましたが…。眼球が萎縮しており、目やにが出る状態でした。そのため、残念ながら眼球は取り除いて瞼を縫わなければいけません。
でも生命力に溢れている
そんな状態でもしずくちゃんは生命力に溢れています！他の猫たちと全力で遊びます。たくましいですね。
猫は目が見えなくても嗅覚や聴覚など他の感覚が鋭いので、問題なく暮らせることが多いです。でもそれは飼われている猫の場合。野良猫にはものすごく過酷な暮らしが待っているでしょう。
しずくちゃん
手術が必要
日常生活を送る分には大きな問題がないしずくちゃん。でも目やにが止まらないので、やはり手術が必要です。
甘えん坊
しずくちゃんはとても甘えん坊なので誰にでも甘えて可愛がってもらいます。猫も人も大好き！好奇心も旺盛です。
でも片目がないから、もしかしたら里親さんが見つかりにくいかもしれない…。そんな不安をしあわせにゃん家さんは抱えていました。
自分もまだ子猫なのに、小さな子猫の面倒をみるしずくちゃん。でもやっぱり甘えん坊なので、自分の足をチュッチュして甘えた願望を満たします。
手術を頑張ったしずくちゃん
毎日目薬を頑張ったおかげで目の状態が良くなり、手術の日が決まりました。眼球の手術は痛いそうです。頑張れ、しずくちゃん！
数日の入院後、無事に戻ってきたしずくちゃん。しばらく、しあわせにゃん家さんの自宅で過ごします。他の猫とも仲良しです。
ふてくされる
生命力溢れるしずくちゃんは術後だというのに暴れます。叱られてしまいました。ふてくされて寝る始末。でもそれだけ元気ならきっと心配はいらないですね！
里親さんが！！
通常、自宅で猫を過ごさせるとカフェに戻すのが寂しくて嫌になってしまうしあわせにゃん家さん。でもしずくちゃんを戻しました。そしてついに、ついに里親さんが！
優しいご家族とワンちゃんに囲まれ、毎日幸せたっぷりに過ごしています。目が見えなくたって関係なしに幸せになれるんです！
そのことをしずくちゃんは証明してくれました。ずっとずっと、幸せでいてね！
ごまちゃん
福岡県から引き取ったごまちゃん。子猫の時にひいた猫風邪が原因で片目が見えなくなってしまいました。療養部屋でしばらく過ごし、いつしか怖がりが甘えん坊に。しあわせにゃん家さんの愛で人の温もりを知ったのでしょう。寝る時も一緒に過ごします。
そして念願のカフェデビュー！里親さんを待ちます。
めめちゃん
沖縄から来ためめちゃんも、子猫時代の猫風邪の影響で片目が見えません。病院に行ったものの、もう何もできることがありませんでした。でもとっても元気だから大丈夫！との獣医師のお言葉。カフェで里親さんが来るのを待っています。
まとめ
保護された猫たちは、しあわせにゃん家さんのカフェで暮らします。その間は家族だと思っていますが、やはり家で過ごすようにはできません。一緒にテレビを見たり、眠ったりすることはできないのです。
だからたまに自宅療養が必要な猫をカフェから連れて来ると、今まで見せたことがないような可愛い顔を見せてくれるそう。これが何を意味しているかというと、やはり生活を共にする家族を必要としているということです。
カフェにいるのは外の世界にいるよりかなり幸せなことです。でもそれだけでは完全に満たされたとはいえません。猫たちには里親さんという存在が必要なのです。
ですから猫たちは、いつもいつでも里親さんが現れてくれるのを待っています。
もうカフェにはいませんが、しずくちゃんに会いたい方は下記の動画をご覧ください。可愛くお迎えしてくれます♡
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名：譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家
譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家
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