後ろ足を失くした猫…逆境に負けない目ヂカラの女王へと成長!

後ろ足を失くした猫…逆境に負けない目ヂカラの女王へと成長!

日々、保護猫たちと奮闘する大阪の保護猫シェルターhibinecoさんですが、今度はどんな猫と出会ったのでしょうか?それは生命力が目に現れた1匹の猫でした。たとえ後ろ足を失ったとしても、生きるのです!

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ひどい状態で見つかったイキルルちゃん

事故で…

2019年8月の終わり頃、大阪の保護猫シェルターhibinecoさんの元へ1本の電話が入りました。大怪我をした猫が側溝にうずくまっているとのこと。

すぐ現場へ向かったhibinecoさんでしたが、その酷さに愕然とします。なんと猫の右足はなく、左足と尻尾が皮一枚で繋がっている状態。しかも絡み合っていたのです。

猫は自分の足がないことに気がついていない様子。なんとか逃げようとしていましたが、やはり動けません。威嚇をするのが精一杯の様子でした。

安楽死は免れた

早速、hibinecoさんは動物病院に連れて行き、内臓が損傷していないかレントゲンを撮って貰いました。もし内臓にダメージがあったり膀胱が破裂していたりしたら、生きることは難しいのです。その場合、苦しまないように安楽死という道を選ばなければいけなくなります。ですが幸いにも、内臓へのダメージは全くありませんでした。

大手術

脚と尻尾を切断

ひとまず安楽死は免れましたが、後ろ足の状態は酷く、断脚手術が必要です。そのまま入院となりました。足がない部分はどんどん壊死してしまうのです。

そして入院から4日後に断脚、断尾手術を受けました。大手術のため、持ち堪えられるか不安に陥るhibinecoさん。でも手術は無事に成功しました!

睨まれたhibinecoさん

手術から2日後に面会許可が下りたので、猫に会いに行ったそうです。さぞ弱り切った姿かと思いきや、鋭い眼光と共に喧嘩を売る勢いで睨んできたそう。その目力の強さはタダモノではありません。

『イキルル』と名付ける

大変な目にあっているのにそれでも負けない強さ。生きる気力を感じたhibinecoさんは「生きる」ということを猫の名前にしようと閃きます。『イキルル』と名付けました。ぴったりな良い名前ですね!

退院後は…

元気すぎ!

術後、1週間で退院したイキルルちゃん。通常ならば、慣れない入院と大手術で消耗しきっているところでしょう。でもイキルルちゃんはご飯をモリモリと食べ、毎日の通院もこなします。

それでも元気が有り余り、動き回ってしょっちゅう傷口が開いてしまう始末。ずっとぐったりしているよりかは良いのかもしれませんが…。日中は大人しいものの、夜になるとガサゴソと動き出し良く話します。

懸垂まで

有り余りすぎた体力を消費するためか、そのうちケージの中で懸垂をし出したイキルルちゃん。ものすごいエネルギーです。活発に動くために傷口が開き、閉じて貰うことの繰り返しです。

傷口を守るのが大変!

このままでは、なかなか傷口が閉じないと懸念したhibinecoさんは、オムツやオムツカバーを使って保護しようと考えます。でもすぐに取れてしまいます。支援してくださる方が手作りしてくださったカバーも活用。

そうこうしているうちに発熱し、しばらく夜の活動はお休みに。熱は心配ですが、動かなくなったのでその間に傷口が治りました。

みなさんの優しい心がイキルルちゃんの医療費に

イキルルちゃんの治療費はざっと50万円ほど。高額な費用がかかりましたが、支援してくださる方々の寄付金で全額賄えたということです。優しい人がたくさんいてくれて良かったね、イキルルちゃん!

快復したイキルルちゃん

座る!

右葉曲折ありましたが、快復したイキルルちゃん。ずっと横座りをしていることが多かったのですが…。ある日、hibinecoさんはスッとした佇まいで座っている姿を発見!とても嬉しい瞬間だったそう。何となく神々しささえ感じます。

自力でトイレもできる

後ろ足がなくたって、イキルルちゃんは皆と同じように動き回ります!トイレだって問題なく、自力で使えるのです。さすがは目ヂカラの女王!そのパワーは計り知れません。

縦の動きはできないものの…

ただやはり、ジャンプなど縦の動きはできません。もしこれが人だったら、嘆いたり人生を悲観したりして前向きに生きるのは大変かもしれません。

でもイキルルちゃんは後ろ足がないからといって動かなくなるわけではありません。ましてやそのことを嘆き悲しんだりすることもなく、順応していきます。そんな姿をhibinecoさんは、尊い存在だと感じています。

まとめ

大変な目にあってしまったイキルルちゃん。恐らく事故の原因は車のエンジンルームではないかとhibinecoさんは考えています。

命を落としていてもおかしくなかったイキルルちゃんです。不幸の中にも幸いが重なり、元気に前向きに日々を過ごしています。こんな苦境にあっても、そんなことはものともせず、むしろ元気すぎるくらいに活動的なイキルルちゃん。私たちに大切な何かを教えてくれているのではないでしょうか?

イキルルちゃんが保護されてから快復するまでの軌跡は、まるごととコチラの動画で確認できます。ぜひご視聴ください!ご覧いただくことは、猫たちの助けにもなるのです。

※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
 掲載者名:hibineco/保護猫シェルター

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