追いかけ回された兄弟猫
餌やりさんがお世話していましたが…
2匹の兄弟猫は元野良猫です。恐らく3、4歳です。お外にいた時は餌やりさんがお世話してくれていました。餌やりについては賛否両論あるでしょう。
世の中、猫が好きな人もいれば嫌いな人もいます。それは当たり前のことで、とやかく言えることではありません。
猫たちにとっては危険な場所だった
兄弟猫がいる場所は、餌やりさんに対しての風当たりが強い場所でした。クレームどころか嫌がらせまでされる始末…。終いには金属バットを持って猫を追いかけ回す人まで出てきました。
とてもではありませんが猫たちが安全に暮らせる場所ではありません。危険を察知した餌やりさんがhibinecoさんに相談を持ちかけます。そして保護されることになりました。
兄弟猫のご紹介
左後ろ脚先のないチア
茶白猫のチアは、子猫の時に後ろの左脚先を失ってしまいました。その為動けることは動けますが、速く走ることができません。もし危険が迫ってきても逃げられないかもしれないと、餌やりさんは懸念します。
足先を失った際出血が酷かったので、何度も餌やりさんは保護しようとしたそうです。でも捕まらず、そのうち出血は治りました。感染症にかからなかったのは幸いです。子猫のうちにチアの存在を知っていれば保護できていたのに…と悔やむhibinecoさんです。
長毛ロンド
長毛猫のロンドは、ストレスから自分の毛をむしってしまうクセがありました。保護当時、腰から下の毛がほとんどなかったほどです。
そのクセは保護された今でも変わっていません。病気を心配したhibinecoさんですが、病院で色々検査しても特別問題はなかったそう。今も治す方法を模索しています。
ツンデレ兄弟
2匹だけの時
2匹だけでいる時は、まるで子猫のような行動をするチアとロンドです。とても仲良しでいつもベッタリしているそう。辛い外の生活をしている時から2匹は寄り添って生きてきたのでしょう。
hibinecoさんがいると?
hibinecoさんが近くにいると、チアの耳はペタンコになります。警戒しているのです。一応触らせてはくれるそうですが、それでもものすごく仲良くはなれないのが現状です。
いくらhibinecoさんのような優しい方でも、猫の性格や性質、生きてきた環境などにより警戒心を解いてくれない場合があります。これは致し方ないことです。
里子になれない理由
人慣れが微妙
長毛で神々しい雰囲気のロンドは人目を引きます。里親の申し込みもたくさんあったのだそうですが…。なにせ前述したように、人慣れの面でちょっと問題があります。
毛をむしってしまうクセも残っている為、里子になるのは少し厳しいとhibinecoさんは判断しています。
チアと離れたくないロンド
そして何より、チアから半径1m以上は離れたくないロンドです。つまりロンドだけが里子になるのはチアと離れることを意味します。そうすると余計に毛むしりが酷くなってしまうかもしれません。
つまり、ロンドを里子にするにはチアも一緒にという事情があるのです。仲良し過ぎる2匹の中には、人が入り込めるスキマがありません。
まとめ
チアとロンドが安全な場所でずっと一緒に過ごせることが、hibinecoさんの願いです。少し離れた距離から2匹を見守りつつ、健康管理だけは怠らないようにと誓うhibinecoさんなのでした。
2匹の仲良し映像はコチラからどうぞ!幸せそうに過ごしている姿は最高です。ぜひご覧ください。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:hibineco/保護猫シェルター
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