シェルターの人気ホスト、キビくん
真っ白な美猫
キビくんは真っ白な美猫です。でも頭頂部だけ薄茶のキビ糖色なので、大阪の保護猫シェルターhibinecoさんが「キビくん」と名付けました。
ちょっとどんくさい愛されキャラ
白猫というと神秘的なイメージがあります。キビくんもそのイメージ通り、颯爽と決めていますが…。実はどんくさい！そのギャップに萌える人続出で、オープンシェルターの時は優秀なホストに早変わりします。
保護当時は…
くたびれたおじいちゃん
シェルターに来た当時はやせ細った体と落ち窪んだ目。そして弾力のない皮膚にバサバサの被毛。大きなマダニも2匹、くっつけて。こんな様子だったのでhibienecoさんは「おじいちゃん…苦労して来たんだな」と思ったそうです。
実は子猫だった
翌日動物病院へ連れて行くと、衝撃の事実が発覚します。実はキビくんが1歳にも満たない子猫だったのです！これにはさすがのhibinecoさんもびっくり。
しっかりとご飯を食べさせて猫風邪の治療をしたら、みるみる美しい白猫になりました。保護当時とは別猫のようです。生まれ変わったキビくんは、里親さんとの運命の出会いを待ちます。
いつでも運命の出会いを待っています！
エイズキャリアという厳しい現実
その美貌とは裏腹に、どんくさいというギャップを持つキビくんですが「エイズキャリア」という一面があります。そのため、なかなか里親さんに恵まれないという厳しい現実が…。
先住猫がいる、また初めて猫を飼う、という方にはちょっと飼育が難しいことは確かです。でもストレスなく過ごさせてあげればエイズを発症せずに、一生を終える可能性も十分あります。今もキビくんはいつでも、運命の出会いを待っています。
ホスト猫として活躍
エイズキャリアという事実を抱えながらも、シェルターの人気ホストとして前向きに暮らすキビくん。そんなキビくんをhibinecoさんは「人気ホストがいなくなると困るから」と温かく受け入れています。なんという深い愛情なのでしょう。
まとめ
本当はまだ子猫なのに、おじいちゃんと間違われるほどくたびれてしまっていたキビくん。hibinecoさんとの出会いでぐんぐんその本来の美貌を取り戻し、人気優秀ホストという地位を手に入れます。
里親さんとの運命の出会いはまだ果たせていないけど、シェルターの役に立ちながら、そして来るお客さんたちに可愛がって貰いながらひたむきに生きています。
こんな勇気をくれる猫は、他にいないのではないでしょうか？ちょっとばかり上手く行かないことがあったからといって諦めてしまっては、キビくんに顔向けできません。キビくんに恥じないように、毎日ひたむきに生きて行きたいですね！
クールに決めているけれどどんくさいキビくんの可愛い姿は、動画でチェックできます。これは見なきゃソンですよ〜！人気ホストの魅了をとくとご覧ください。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名：hibineco/保護猫シェルター
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