途方も無く高いモミの木からの救助活動
猫のMAXがいる位置や状態をチェック
救助の依頼を受けた時は、まず猫が留まっている場所と木の状況を確認します。今回も予想を遥かに上回る木の高さに緊張感が走ります。
飼い主に詳しい経緯を確認
MAXの性格や木から降りられなくなってどの位の時間が経過しているのかなど状況を聞きます。
いよいよ救助活動スタート
猫のMAXを助けるために、ショーンは木に登る準備を進めます。
慎重に木に登って行くショーン
まず、梯子をかけて木に登っていきます。梯子だけでは手が届かなくなると、次に木の枝の状態を確認しながらロープをかけてさらに上を目指します。ようやくMAXを発見しました!
MAXとの距離を縮めて落下を防止
すでに木の上で3日も過ごしているMAXですが、助けに来たショーンには友好的でした。MAXの鳴き声は「助けてよー」と訴えているように聞こえます。
ショーンは、焦らずゆっくりとMAXとの距離を縮めていきます。いざ確保となった時に、反撃したり抵抗したりする猫も多いので、じっくり時間をかけて猫の信頼を得られるようにコミュニケーションを取るのです。
無事にMAXを確保
MAXの救出に成功し、飼い主の元へ。
ほっとしてご飯を食べるMAX
自分の家に戻ることができてMAXは安心したのか、キャットフードを食べました。
猫が高い所を好むのは良く知られています。上へ登り過ぎてしまい降りられなくなってしまうことも珍しいことではありませんが、これほどまでに高い木の上から猫を救助できる人は少ないと言えるでしょう。
例え、警察や消防などに連絡しても、その難しさから猫の救助に駆け付けてくれることは少ないのが海外の現状です。
Canopy cat rescueのように、木に詳しい『アーボリスト(樹護士)』が救助ボランティアをしてくれるのは、猫の飼い主にとって心強いことでしょう。
今回はCanopy cat rescueのトムとショーンが、二人揃って救助に当たる貴重なレスキューの様子をレポートしました。
是非、動画で実際の救出活動を確認してみてくださいね。
※こちらの記事は動画配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Canopy cat rescue