山林から子猫の鳴き声!保護された黒猫に『水頭症』の疑いが…

山林から子猫の鳴き声!保護された黒猫に『水頭症』の疑いが…

フロリダ州で猫の保護活動をするクリスさん。ある日茂みの前を通りかかると、か弱い子猫の鳴き声を聞きました。レスキューから永遠のお家が見つかるまでの軌跡をご紹介します。

茂みの中から永遠のお家へ

茂みの中から聞こえる子猫の声

ある日クリスさんが自転車で走っていると、茂みの中から子猫の鳴き声が聞こえたような気がしました。立ち止まってみると、茂みの中へと隠れる黒い子猫の姿を確認!

直ちに茂みの中に入って捜索を開始することにしました。まずはスマホから流れる猫の親子の鳴き声を使って誘い出そうとします。

1時間ほど探しましたが見つからず、餌を置いて後で出直すことにしました。

暗くなってからの捜索では、猫の音声に反応し10メートルくらい先から鳴き声がするものの、残念ながら保護することはできませんでした。暗闇で黒猫さんを探すのは難しそうですね!

翌朝クリスさんは再び現場へ向かいます。子猫は昨日の午後クリスさんが最初に見かけた場所で寝ていました!そっと近づいて無事に保護。

クリスさんの声がけに反応する声は、まさしく昨夜暗闇から聞こえた鳴き声。

水頭症の疑い

獣医さんの診察の結果、男の子だと思われていた子猫は実は女の子でした!

そしてその外見から、水頭症の疑いがあることがわかりました。

子猫は、ハロウィーンの季節に保護されたことから「サウィン(ハロウィーンの原型の1つと言われる古代ケルトの祭り)」と名付けられました。

1000キロを超える旅

カリフォルニアにある「マイロズ・サンクチュアリィ(Milo’s Sanctuary)」という保護施設で水頭症の専門家の診察を受けられることになりました。フロリダからルイジアナまで送り届けられれば、カリフォルニアまでの残りの道のりは他の人が連れて行ってくれるとのこと。

クリスさんは早速レンタカーを借りてルイジアナを目指します。その距離何と1200kmあまり。ちなみに東京から福岡までが1000kmくらいですからかなりありますね!クリスさんお疲れ様です。

一休みしてお食事の時間。

だんだん車の旅に慣れてきたのかじゃれる様子も。

ついにルイジアナに到着!

カリフォルニアまではこの女性が送ってくれます。

永遠のお家へ

専門家による診察の結果、心配されたサウィンの水頭症はごく軽度なものでした。

そしてカリフォルニアに住むご一家に引き取られることになりました!

お家には他の黒猫ちゃんもいて仲良く元気に暮らしています。

まとめ

偶然通りかかったクリスさんに保護されて、カリフォルニアで元気に過ごすサウィン
は本当にラッキーな猫ちゃんです。

保護から最近のサウィンの元気な姿までをこちらからご覧ください。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Cat Man Chris

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