犬の散歩中にガリガリ猫が出現
突如として現れた痩せた猫
大阪の保護猫シェルターhibinecoさんが犬の散歩中に出会った、ボロボロのガリガリ猫。それがエモンさんでした。被毛もバサバサですし、汚れています。
ケガだらけで血が滲んだ体。下唇がそげ下顎にも穴が開き、出血していました。痛々しいです。
保護主さんさえ把握していなかった
大阪の保護猫シェルターhibinecoさんは近所の猫のTNR活動を必死に行われていた為、ご自宅周辺にいる野良猫のことはほぼ把握されていました。ですがエモンさんはノーマークだったようです。もしかしたらどこかから移動してきたのかもしれませんね。安住の地を求めて。
無抵抗だったエモンさん
ふらふらと現れ出たエモンさんに近づくと…。逃げもせず抱っこさせてくれたそうです。
それだけ逼迫していたとも取れますし、hibinecoさんが助けてくれると分かっていたのかもしれません。
逃げないようにぎゅっと抱っこしたhibinecoさん。散歩中の犬2匹と一緒にダッシュで帰宅します。
当時すでに成猫だったようですが、体重はわずか1.8kg。普通なら3kg程度はあってもおかしくありません。かなりガリガリだったことが分かります。
診察を受け、順調に回復!
エモンさんはすぐ動物病院で診察と必要な治療を受けさせて貰いました。体も綺麗になって、順調に元気になっていきます。
その時、事件が起きた…
徐々に健康を取り戻すエモンさんの様子に、hibinecoさんも安心しかけたその時!大量のビニールを吐き出しました。うんちにもビニールが!
保護される前は食べ物がなく、ビニールを食べて飢えをしのいでいたようです。もし腸に詰まっていたら大変なことになっていたところでした。悲しいですが、これが野良猫の現実なのでしょう。
現在のエモンさんは?
今では体もむっちむちになり、無防備にも腹出し体勢で熟睡する様子が見られます。hibinecoさんによると「もう過去の辛いことなんて忘れてそう」ということです。辛かった経験を凌駕するほどの幸せに今、エモンさんは包まれています!
まとめ
今ではすっかり貫禄あるおっさん猫になったエモンさんですが、もしhibinecoさんと出会っていなければ今頃どうなっていたのでしょうか?
ビニール以外食べるものがないという野良猫が置かれている過酷な現状を、私たちに身を持って教えてくれました。気ままに生きていそうな野良猫ですが、実はこんな凄まじい現実と常に戦って生きているのです。私たちにできることとは一体何かを考えさせられます。
とにかくエモンさんは優しいhibinecoさんと出会え、安住の地を手に入れました。いつまでもお幸せに!
ここで突然ですが、エモンさんクイズです。どっしりと構えた印象のエモンさんですが、実はあるものがちょっと怖いそう。それは一体何でしょうか?答えは動画内にあります。気になる方はぜひチェックしてみてください!
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:hibineco/保護猫シェルター
hibineco/保護猫シェルター
▼▼ 公式Instagramはこちら ▼▼
https://www.instagram.com/hibineco/
▼▼ 公式Twitterはこちら ▼▼
https://twitter.com/hibineco11
https://hibineco.hatenablog.com/