部分麻酔で手術中も意識がある!
保護・緊急手術
警察署の横で保護された時、子猫の右前足先のケガはすでに手のほどこしようがない状態でした。組織が壊死していたのです。
ケガの原因はわかりませんが、すぐに手術となりました。ケガの状態がひどいので、動画ではボカシが入っています。
こんなに小さい子。つらかったね。
体が震えていますが、力強くミャー、ミャー、と鳴いています。生命力は十分に残っています!
意識があるまま部分麻酔で足先が切断されました。大きな声で鳴いたり逃れようとモゾモゾしますが、ギャーッと悲鳴を上げることはないので、痛みは感じていないのでしょうね…。何やら色々と液体を患部にビシャビシャかけています。
切断手術は無事に終わりました。手術後、食べ物にも食いついてきます。元気です!
キトゥンブルーの瞳のこの強い子を、「スノウ」と呼ぶことにしました。生命力にあふれたスノウは、包帯が巻かれた患部を引きずって歩こうとしますが、引っかかってうまく歩けません。ミャー!ミャー!とよく鳴きます。
回復・成長
その後もよく食べ、毎日包帯を取り換え患部をきれいにしてもらって、順調に傷が癒えていきます。スノウ、強い子です。
あれ、スノウ、顔の真ん中や尻尾の色が濃くなってきた?瞳の青色もクリアになりました。診察台の上で、おもちゃを目で追い、よちよちと後を追ったりしていますよ。
包帯を替える処置中は、ボカシの向こうの切断面が痛々しいですが、大丈夫、きれいになるから!
スノウの下の階には犬が横たわっています。君も早く元気になってね。この頃には、スノウの遊びが活発になってきました。
そしてついに、包帯が取れました!診察台の上で遊ぶスノウは、指を失った右足先もテーブルについたり、おもちゃに手を伸ばしています!それに、成長している!
退院
スノウは退院し、一時預かり家庭へ。病院の医師や看護師たちにかわいがられて、人見知りしない性格が伸ばされたかもしれませんね。
その後
数ヵ月後、ついに里親さんの家庭へお引っ越しです。スノウはすっかり大きくなりました。嬉しそうな里親さんと、新しい家ですぐにくつろぐスノウ。相性はばっちり、毛布をフミフミ。先住猫さんたちとも仲良くなりました!
右足先を失っても強く生きるスノウ、君は美しい!スノウの成長と、色んな表情が見られる素敵な動画です。
動画を見ることは保護支援にもつながります!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Viktor Larkhill (LetsAdopt)