ペット可物件への引っ越し完了。 いざ、保護猫兄妹を我が家へ!

ペット可物件への引っ越し完了。 いざ、保護猫兄妹を我が家へ!

知人宅に通っていた母猫と3匹の子猫たち。捕獲大作戦の末に保護された子猫3匹のうち、縁あって“凶暴次男”と“末っ子”を家族として迎えることに。当時の私(と猫たち)のドタバタぶりをお伝えします。※これまでの経緯はライター名をクリックして記事リストからご覧いただけます!

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引っ越し準備万端! のつもりだったけれど…

まずはペット可物件探しから

寝室の家具の上@新居の2匹

保護されていた兄妹猫2匹を引き取ろうと決意したものの、実は当時住んでいたのは賃貸のペット飼育不可物件でした。

偶然にもその半年ほど前から引っ越しを検討していて、物件の情報は集めていたものの、ペットの飼育条件に関しては特に意識はしておらず。

ですので、まずは「ペット可」の物件探しからのスタートでした。

室内でペットと暮らすことが一体どのようなものなのか経験がないため、部屋選びで気をつけることは何か? ご近所さんとトラブルになったりはしないか?

と、考慮すべき点すらわからず、探せば探すほど不安だけが大きくなってゆく気がしました。

そこで、自分1人でいくら考えても何も解決はしないのだと開き直り、保護作戦を実践した後に猫たちを一時保護をしてくれていた友人に相談。アドバイスを求めることにしました。

現在の2匹

彼女は猫と暮らして10年以上になる経験者でしたので、いろいろなことを教えてくれました。

すると、物件探しでも「ここは譲れない」とか「猫と暮らすならこういう間取りがいいかも」と、次第に自分と猫たちにとっての必須条件が明確になり、自然と候補物件も絞られるように。

その後の物件探しはスムーズに進みました。

私の場合、当時は家で仕事をすることが多く、時間も不規則だったため、1人と2匹には少し広めの一軒家(平屋)を借りることに決めました。

そして、私の引っ越しが完了し、ついに猫たちの引っ越しを具体的に予定する段階に。

キャットタワー、トイレとトイレ用品(保護中に使っていたものを含む)、爪とぎなどの必要なものは、猫たちの引っ越しまでに友人が揃えて、プレゼントしてくれました。

また、家に迎えて数日間はケージに入れておく方が安全とのことで、大きなケージを地域の動物保護協会から借りてきてくれました。

そうして、いよいよ具体的なお引っ越し計画を練ることになりました。

2匹同時? それとも1匹ずつ?

警戒して寝室に居座る末っ子

よし!準備は万端! と、物質的な状況は整ったものの、2匹同時に連れてくるべきか、1匹ずつにすべきか、非常に悩みました。

再び友人と相談した結果、極度に気が弱くて神経質ゆえに威嚇や攻撃をしていた次男は後にして、比較的落ち着いている妹の方からお引っ越しさせることに。

2匹にとって再びの環境の変化は大きなストレスになることが容易に想像できたため、1匹ずつ慎重に慣れさせた方が賢明という判断と、私が猫との共同生活初心者だったため、一歩ずつ進んだ方が猫たちにとっても安全・安心だろうという考えからでした。

結果から申し上げますが、友人の助けもあって移動はそれぞれスムーズでした。

しかしながら、肝心の新居での2匹の状態はヒドイものでした。

まず“末っ子”は、引っ越した直後、不安からか夜鳴きをするように。しかも、2〜3日くらいだったと思いますが食事を一切とらず、ストライキ状態でした。

“末っ子”は、保護期間中は人目を避けたり、人に触れられることを極度に嫌がったりはしても、鳴くことはほぼありませんでした。あまり直接的な行動で不満や不安を私たちにぶつけずに、どちらかというと、人との接触を極力避けることで恐怖心や不信感を示していたように思います。

その“末っ子”が、夜鳴きをしたり、明らかに不安そうに兄を探すような様子は、かわいそうで見ていられませんでした。

また、この事態には私自身も日に日に心身ともに消耗し、新生活スタート早々に心が折れそうでした。

そこで、“末っ子”のお引っ越し1週間後に“次男”を連れてくる予定でしたが、5日後に急きょ変更。保護前から一緒だった兄妹の存在があればお互いに気持ちも落ち着くのではないか? と期待してのことでした。

1週間続いた夜鳴きと数日間のハンガーストライキ

猫ベッドで2匹ぎゅうぎゅう詰め

予定より早く“次男”を家に迎えたわけですが、彼は“末っ子”以上に夜鳴きが激しく、約1週間鳴き続けました。食事は妹の存在が安心材料になったのか、引っ越しの翌日には少し食べるようになりましたが、2匹ともしばらくは私の姿が見える時は一切食べてはくれませんでした。

約1週間を2匹一緒にケージに居てもらってから、客間として使う1部屋以外は家の中で自由に過ごしてもらうことに。

しばらくは2匹とも家具の後ろに隠れたり、私が日中ほぼ足を踏み入れない奥の寝室で過ごしていましたが、少しずつ仕事場兼リビングでの時間が増え、廊下で追いかけっこをしたり、ソファーに置いた猫用ベッドでお昼寝をしたりと、私が近くにいてもくつろぐ様子が見られるようになってゆきました。

本当に1日に数mmずつ、物理的距離と心理的距離が縮まっていった気がします。時には、縮まるどころかまた離れてしまったかな…と、感じたこともありました。

それでも腐らず焦らず、その日1日をとにかく欲張らず、構い過ぎず、猫たちのペースを尊重して過ごしました。

と言うのも、ウチの2匹の場合は距離と時間を置いてあげた方が新しい環境にも慣れやすいだろうし、私との距離も逆に縮まるのではないか、と考えたからです。

まとめ

外を眺める2匹

人間の都合や想いを猫たちに押し付けても良いことはありません。彼らには彼らの世界があるし、時間や空間の捉え方も独特なものがあるからです。

そもそも、私たち人間だって個々に価値観が違ったり、順応性にすぐれた人もいればそうでない人もいます。たとえ事情がわかっていても環境の変化には苦労させられることが多々ありますよね?

そう考えると、環境が変わる理由や事の成り行きが想像できない猫たちが感じる不安や恐怖は、相当大きなものだったと思います。

2匹が前日よりも少しでも安心できたかもしれないだとか、ごはんをよく食べたとか、外の景色を楽しめたみたいだとか、そうしたちょっとした前進や小さな幸せを逃さずに拾い集めて、それらを素直に喜ぶように心掛けました。

すると、家に居る時間が以前より楽しくなり、また、新たに「家に帰る」という楽しみが私の生活に加わりました。

思うようにならないこともたくさんありますが、猫たちには「ウチの子になってくれてありがとう」と、同居生活5年目の今も毎日伝えたい気持ちです!

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