保護猫みーちゃん
保護猫ちゃんとの出会い
我が家にはチャトラの「マリオ」という先住猫がいました。

娘がマリオにもお友達が必要だというので、確かにマリオもそのほうが寂しくないかもしれないと保護猫を引き取ることにしました。
近所のペットショップの片隅に『里親募集コーナー』があり、常に保護猫がいました。
何度か通ううちに、とてもフレンドリーな三毛猫と出会いました。月齢8ヵ月くらいで、路上を彷徨っているところを姉妹猫と一緒に保護されたとのこと。

そして、この子を迎えることに決定!名前はマリオと同じくゲームキャラからとって「ミーファ」略して「みーちゃん」です。
2匹はスムーズな5日間のご対面プロセスを経て、すっかり仲良しさんに。

みーちゃんに隠し子発覚?!
我が家に来てしばらくたった頃、みーちゃんの鼻水が止まらなくなくなり、呼吸をするのも大変そう。急いで獣医さんに連れて行くと、診断結果は子猫の時に感染したと思われる、いわゆる『ねこ風邪』でした。
抗ウィルス剤を処方してもらい一旦症状は治ったものの、3週間くらいして再発。またお薬を出していただきましたが、獣医さん曰く、これは一生完治することはないので、サプリなどでなるべく症状を抑えるようにした方がいいとのことでした。そこで、『リシン』のサプリメントと、時々少量のマヌカハニーを与えることにしました。

かかった費用を入っていたペット保険会社に申請すると、引き取る以前の受診履歴も必要とのことで、里親斡旋のペットショップからもらった書類(ワクチンの摂取と避妊手術の証明書)に載っている保護団体に連絡しました。
すると、なんとみーちゃんは母猫で子猫と一緒に保護されたとのことでした。受診記録がいる旨を伝えると、担当獣医さんに連絡をとって折り返す…とのことでしたが、それっきり音信不通。
ここまで詳細に保護の経緯が記録されている以上、斡旋したショップが知らなかったとは思えないのです。音信不通になったということは、おそらくうっかり”本当のこと”を伝えたのでしょうし、猫かぜの件も診断済みだったのではないかと思っています。ちなみに、受診履歴だけが原因ではないですが、保険はおりませんでした。
早く里親を探したい一心でいろいろ隠していたのかもしれませんが、正直に伝えておいてくれれば、症状がひどくなる前に獣医さんに相談したり、早くからサプリメントを与えたりできたのにと思います。
子猫の件では、みーちゃんは、靴下や小さなぬいぐるみ(娘の部屋から拉致してくる)を運んできては、にゃーにゃー大きく鳴くのですが、子猫のつもりなのかもしれないと思うと少し切なくなります。
我が家のアイドル

そんなこともありましたが、みーちゃんはすっかり我が家のアイドルです。食べることが大好きで少々ぽっちゃりさん。ふわふわで抱っこしがいがあるので、家族がみんなそれぞれ自分の膝をバシバシ叩きながら、「ここに座ってー」とラブコールする我が家の癒し系なのです。
まとめ

里親募集団体や斡旋するショップというと、正直でクリーンなイメージすらありますが、中には早く里親を見つけたい一心なのか、我が家が体験したようなケースもあります。
引き取る際には、その団体の情報もよく知ることが大切なのかもしれません。引き取りたい子が決まっている里親さんに正直に伝えたからと言って、「それじゃ、やめておきます」という方は少ないのではないでしょうか。
しかし時間的、経済的に極端に負担がかかるようであれば、やむなく諦めなければならないケースもあるかもしれません。どちらにせよ、やはり正直に詳しく話して欲しいものです。
何はともあれ、みーちゃんに出会えて大変ラッキーでした!