きょうだいは猫白血病で死亡。ウイルスのキャリア?でも、大切な子

きょうだいは猫白血病で死亡。ウイルスのキャリア?でも、大切な子

保護猫を飼うことは、不幸になったかもしれない猫を幸せにすることです。どんな猫でも幸せになる権利があり、そんな猫に寄り添えば、飼い主も幸せになれます。しかし、時にはリスクも覚悟しなくてはなりません。

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パステル三毛に一目惚れ

猫のモデルを気取ってます

18年間、一緒に暮らしていた茶トラ猫のトラコが死んでしまいました。人間なら90歳近くのおばあさんだったので大往生でした。

しかし、猫のいなくなったスキマは大きく、すぐに家に迎える気はなかったものの、野良で保護された猫を見に動物愛護センターを訪ね、保護猫の譲渡会にも足を運びました。

そうしたら、出会ってしまいました。一目惚れです。

生まれて3ヵ月のパステル三毛の可憐な女の子。

段ボール箱にきょうだい4匹で詰められ、動物病院の前に捨てられていたそうです。ここで飼うことを表明しなければ、もう二度と会うことはなく、絶対に後悔する。そう思って、すぐにトライアルを決めてしまいました。

人懐っこい子

我が家に来た頃のミーコ

パステル三毛は正しくはダイリュートキャリコといい、毛の色が薄くなる遺伝子を持つため三毛猫の色合いがパステルカラーになっています。

「天使の猫」とも言うそうですが、保護猫ボランティアの人に連れてきてもらった子猫は人懐っこい性格で、小さな子が来ても逃げずに仲良くしてくれるし、なんといっても可愛い。

お風呂やトイレにも付いてくるストーカーぶりを発揮するかと思えば、母猫のことを思い出すのか、ときどき人の手に吸い付いては前足でふみふみします。愛猫を失ったスキマをすぐに埋めてくれ、ミーコと名付けて我が家の一員になってもらいました。

突然の猫白血病疑惑

小さな子どもが好きなミーコ

ところがです。しばらくして保護猫ボランティアの人から電話がありました。実は一緒に譲渡会に出ていたきょうだい猫が、譲渡先で猫白血病のため急死した。里親になってもらったパステル三毛は猫白血病の検査をしていなかったが、おたくの猫は大丈夫か?ということでした。

猫白血病を調べてみると、ウイルスが原因で、母猫からお乳を介してうつったり、親きょうだいで互いに身体を舐め合ったときに唾液から感染するといいます。そうであれば、白血病のきょうだいと一緒だったミーコは間違いなく白血病ウイルスのキャリアで、いつ発症してもおかしくないでしょう。発症すれば子猫の場合は致命的で、持続感染していれば成長しても3年以内に死ぬことが多いといいます。ウイルスを退治する治療法はありません。目の前は真っ暗になりました。

なんで白血病の猫なんてもらっちゃったんだろう。譲渡会に出すなら、どうしてウイルスチェックをしておいてくれなかったんだろう。そんなことも思いました。

しかし、ウイルスを持つ猫は里親が見つかりにくく、また、子猫のうちは検査をしても誤判定の確率が高いらしいのです。そのため、キャリアの子もノンキャリアの子も、同じように里親の元で幸せになって欲しいからと、あえて検査をしない保護猫ボランティア団体もあるそうです。

ウイルスに感染しても、自分の力でウイルスを排出し、発症せずに長生きできる子もいるとか。

今日も元気

窓辺は居心地のよい場所

自分が病に冒されているかもしれないミーコは、今日も元気に家の中を跳び回っています。夜中には相変わらず布団に寄ってきて、寝ている人の手を吸ってはふみふみします。

白血病の検査は、判定結果の確度が上がる生後6ヵ月におこなうつもりです。しかし、キャリアであることが確実となっても、副作用の恐れが強い治療はしないかもしれません。それよりも栄養に気をつけて、ストレスを溜めず、ウイルスに打ち勝つ免疫力をつけてもらうよう心がけるつもりです。

保護猫を飼うということ

目の中に入れられるほどかわいい子です

保護猫はいじめられたり捨てられたり、1匹1匹がいろいろな苦難の過去を背負っています。だけど、どの子も生まれてきた以上、幸せに生きる権利があるはずです。

保護猫との出会いはさまざまな偶然に左右され、迎え入れた子が、気がつかない病気を持っていたり、ケガによる障がいを持っていたりというリスクのあることも覚悟しなければなりません。リスクが嫌なら、来歴がはっきりし、健康管理もきちんとされているブリーダーの猫を購入すべきでしょう。

白血病でも、そうでなくても、ミーコはミーコです。出会った以上、短いかもしれませんが、命のある限り大事に見守り、幸せな一生を送ってもらおうと思っています。

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