被災地で捨てられた猫は、トラバサミで腕を失っても人を信じてくれた

被災地で捨てられた猫は、トラバサミで腕を失っても人を信じてくれた

ひとりぼっちで生活していた幸喜がトラバサミで腕を失い、それでも強く生き抜き幸せを手に入れた感動のお話です。

トラバサミ使用違犯による悲劇

福島で育った「幸喜」は、いつからかひとりぼっちでした。捨てられたのか迷子になったのか分かりませんが、誰にもご飯をもらえず追い払われていたそうです。

そんな状況の幸喜に気付いた給餌ボランティアさんがご飯を与えるようになっていました。

ところがある日、幸喜はトラバサミに挟まって左前脚を失ってしまいます。

トラバサミは動物に大怪我を負わせる狩猟用の罠のことです。今は鳥獣保護管理法で規制されているものですが、誰かが違犯と分かっていて使ったのでしょう。

幸喜は一時的に保護されましたが給餌ボランディアではどうすることも出来ません。そこで保護猫団体のゴエママさんがお世話することになりました。

手術へ

トラバサミで切れた左前脚は壊死してしまい、断脚手術を行うことになりました。

手術成功!幸喜も頑張って乗り越えました。

保護猫団体のシェルター「ねこのおうち」へ帰ります。

幸喜はサクラ耳ではないのに去勢済みでした。そして肉球も柔らかく、人馴れしている様子からも、以前は飼われていたと考えられます。無責任に捨てられなければ、足を失うこともなかったでしょう…。

手術から7日目

手術から1週間経ったころです。大きな手術を終えた幸喜は、安心できる生活を得たせいでしょうか、風邪の症状が悪化してしまいました。

けれどもこの様子を見てください!幸喜はとっても甘えん坊になっています。

甘えん坊になれるほど、居心地がいいのでしょう。やっとの思いで安心できる住みかを手に入れたのが伝わってきますね。

左前脚がなくても……

幸喜は左前脚を失っても自由は失ってません。爪とぎや自分のやりたいことは何でも出来るのです。

この幸喜の堂々とした姿が誇らしく感じます。

もう1人じゃない

一人ぼっちで人から追い払われて過ごしていた幸喜。トラバサミで左前脚を失いましたが、給餌ボランティアを通して保護猫シェルター「ねこのおうち」に保護されました。

壊死のため断脚となってしまいましたが、無事に手術を終えた幸喜は同じ家に住む保護猫たちと一緒に仲良く暮らしています。

ひとりぼっちだった幸喜に仲間や大切にしてくれる人ができ、幸せな気持ちになりました。それと同時に困難にも負けずに生きている幸喜の姿を見ていると、力をもらったような気がします。

※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
 団体名:一般社団法人 ねこのおうち

一般社団法人 ねこのおうち

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