イクメン系男子「レノア」くん 子猫にモテモテ!
多頭飼い崩壊の現場から
「レノア」くんは推定3歳の男の子。もともと飼い猫のレノア君ですが、そのお宅は多頭飼いから、ついに飼育崩壊となってしまいました。
その時点で、すぐに保護団体に通報されたことは、不運な境遇の中の幸運でした。レノアくんは路頭に迷うことなく、他の2匹の仲間と一緒に、くすのきのシェルターにやって来ました。
子猫にモテモテ!
はじめのうちは環境の変化に戸惑っていたレノアくんでしたが、次第に慣れ、大親友の「ハルヒ」くんとコロコロ転がってくつろぐようになりました。
まだまだヤンチャ盛りのお年頃のはずですが、面倒見が良いせいか、子猫にモテモテです。
男の子のレノア君に、1歳に満たない子猫たちが群がって、おっぱいをもらっている姿は、くすのきの猫カフェ「テンプルキャット」では定番風景に…(もちろん、お乳は出ませんよ!)
オスなのに?
— NPOくすのき(ねこハウスTemple Cat) (@atami_kusunoki) October 20, 2019
子猫達も父ばなれ(乳ばなれ)
出来ず…笑
レノア君(雄、推定2歳)がママ代わり
毛がハゲてしまうほど、沢山の子猫におっぱいをあげてます?
(間違いなく、お乳はでません) pic.twitter.com/3ks9nbGbeC
痛みのわかる優しいレノアくん
レノア君は小さい頃にひいた風邪の後遺症で、片目が見えていません。また、お鼻が弱いらしく「くしゅくしゅ」することがありますが、体は健康です。お鼻が弱いのは、人間でも時々みかけますね。
そんな、ハンデを持つレノアくんだからこそ、子猫たちに慕われる包容力なのかもしれません。頑健一点張りな人より、痛みをわかってあげられるってこと、あると思います。寝ているレノアくんに子猫がまとわりついても、この表情です。
実はレノアくんは現在、原因不明の脳の病気で通院治療中です。歩くときにフラフラしてしまいますが、そんな状態でも相変わらず子猫とくっついて寝ているそうです。
心優しく、愛情豊かで母性まで備わった(!)レノアくん。こんなに性格が良くて、苦労も経験して、もう猫生修行はバッチリです。あとはレノアくんにたっぷりの愛情で応えてくれる、安心のおうちを見つけるだけですね。
片目の大親友「ハルヒ」くん
風邪でボロボロからの緊急保護!
その日、くすのきのボランティアさんは、外猫さんの保護のため出動。ところが対象の外猫さんの他に風邪をひいた猫が…そのあまりの状態の悪さに緊急保護となりました。
それが「ハルヒ」くんです。治療で体は元気になったハルヒくんですが、片方の目は視力が戻りませんでした。
ミルクティー色のハルヒ君❣️
— NPOくすのき(ねこハウスTemple Cat) (@atami_kusunoki) September 11, 2019
「Temple cat」には2匹のミルクティー色の茶トラがいます。
1匹は副店長の抱っこ大好き「ジジ」、もう1匹が「ハルヒ」君(推定2歳?)おっとりした甘えん坊。いつも穏やかに過ごしています。片目が白濁していますが視力はあり、ウィンクしてるみたいに見える所が可愛い? pic.twitter.com/Y4WaEJ6q3U
人間大好き!レノアくんの良き相棒
それでも心優しいハルヒくんは、いつも穏やか。初めて会う人にもスリスリできます。人間のおひざにちょこんと乗るのも大好き!人間が大好きなんです。
ハルヒ君❗️壊れる〜?
— NPOくすのき(ねこハウスTemple Cat) (@atami_kusunoki) September 25, 2019
先日ご寄付いただいたキャットタワーは子猫は勿論、大人猫にも大人気❣️
ハンモックを取り合いゲットしたのは何とハルヒ君❗️(推定2歳の男の子)
しかも無理やり入って〜
はみ出てますよ〜(笑)
壊れないかが心配ですが、幸せそうな顔を見たら、仕方がないか〜
許せますよね^_^ pic.twitter.com/oDbC423ytM
同じハンデを持つレノアくんとは、良き相棒です。優しい時間を過ごす、レノアくんとハルヒくん。多頭飼い崩壊の家で、まともな世話もされなかった日々。お外で風邪をひきながら、食べ物を求めて彷徨った日々。それらに比べたら、今の生活は潤って幸せでしょう。
でもね、ふたりの経験したことのない、「もっと幸せ」があるんだよ。優しいふたりに、そこに行って欲しいな。どんな顔をするのか、見せて欲しい。そのためのお手伝いをするから、いっぱい幸せになって、最高のコロコロを見せてね。
※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
団体名:NPOくすのき
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