猫のいない生活が物足りない…なら保護センターから迎えよう!
十数匹の中の1匹
長年一緒に生活していた猫が他界してしまいました。十数年の付き合いだったので、なかなか心の傷は癒えなかったのですが、それでも猫のいない生活はやはり寂しい時がありました。
そこで新しい猫を迎えることを決めました。どうせ迎えるならと、保護センターから引き取ることに。ペットショップからの選択肢は全くありませんでした。
そうと決めたら、すぐにどんな保護猫がいるのかをホームページで確認!
そこには顔写真、推定年齢や性別、性格などが書き込まれていたので、1匹ずつじっくり確認しました。その中から気になる1匹を見つけたので、保護センターへ出向き引き取ってきました。
子猫が家にやって来た
まだ2~3ヵ月位の子猫だったので、部屋の中に危険な物がないように片付けました。電気コードを噛んだりしないように、100均で購入した保護カバーを付けたりもしました。
また部屋ではフリーにしていたので、遊びの延長でカーテンによじ登ったり、爪とぎ代わりに壁でガリガリしたりと、少しずつ部屋の中が荒らされていったのには少々困りました。
保護されて暫くはセンターで生活していた子猫。その間に職員さんたちと触れ合って人に慣れていたようで、初めての家でもさほど怖がることもなくすぐに慣れてくれました。
ただ保護されたときから口の横に小さな傷があったことが心配でした。多分事故だと思うのですが、それ以外に怪我がないかを確認するため、引き取ったその日に動物病院へ連れて行きました。
全体を検査してもらうと、その傷以外は特に問題なかったので安心しました。
1週間もしないうちに「我が家の猫」に
引き取って4~5日もすると、家の雰囲気や家族にも慣れて、ずっと前から居た猫のように過ごせるようになりました。
顔の傷も見た目では分からなくなるほどきれいになり、元々少し痩せていた身体も、成長していくうちにだんだんふっくらとしていきました。名前はりーちゃんと付けました。
あれから6年
引き取って6年ほど経ちますが、これまで病気で動物病院へかかることは殆どありませんでした。
でも去年、少しずつ食欲が減ってきて、食べにくそうにし始めました。診察してもらうと原因は歯周病でした。歯が少しグラグラしていたのです。
このままにしていてもご飯は食べづらいだろうからという事で、抜歯をしました。その日から数日はふやかしたドライを与えていましたが、1週間もすると、ドライを普通に食べれるようになっていきました。おかげで、体重も戻って今では喜んで食べています。
まとめ
保護センターから猫を引き取ったのは初めての経験でした。保護されている中から1匹を選ぶのはとても迷いますが、それでも一つの命が救えます。
これから猫や犬を飼ってみたいと思ったら、まずは保護センターやいろいろな所でで実施されている譲渡会などへ一度足を向けてみてはいかかでしょうか。もちろん見学だけでも構いませんし、その時に気に入った猫が居なくても、数回通っているうちに案外家庭の条件に合った猫が見つかるかもしれません。