飼い主に捨てられ隠れていた福猫との運命的な出会い。今では家族の一員に!

飼い主に捨てられ隠れていた福猫との運命的な出会い。今では家族の一員に!

我が家にやって来た可愛い彼女。福を呼ぶ猫という事でふくと名付けました。保護猫との出会い、お迎えする経緯から現在に至るまでのお話です。

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保護猫との出会い

里親募集の貼り紙

「猫を飼いたい」夫が突然言い出しました。話を聞くと、「保護猫がいる」との事でした。タクシードライバーの夫が休憩で立ち寄ったコンビニに、里親募集の貼り紙があったのです。

「すごく可愛いんだよ!」興奮気味に夫は話します。携帯電話のカメラで撮ったその猫の写真を見ると、お世辞にも可愛いとは言えませんでした。

「可愛い? どっちかというと、ぶっちゃいくじゃない」それが第一印象でした。

どうしてもと食い下がる夫に根負けし保護主さんに連絡を取るも、他の人がお試しでお世話をしているとのお返事でした。その結果が出てから、また連絡を頂く事になりましたが、恐らく貰い手が決まってしまうだろうと思っていました。

それから1ヵ月が過ぎ、保護主さんから連絡が入りました。先日のお試しでお世話をしていた人が先住猫との折り合いが悪いので、引き取る事を諦めたと言うのです。他にも里親にと手を挙げた方は居ますが、どこも先住猫がいるそうで、飼い猫のいない我が家に白羽の矢が立ったのでした。

脱兎の如く?

くつろぐ猫

1月の終わりに我が家に猫さんが来ました。

初日は子供達に撫で回されてご満悦でしたが、玄関が開く音に驚いて2階にかけ上がり、家具の隙間に隠れて出てこなくなりました。

寒くないのか? おしっこは大丈夫なのか? お腹は空いてないのか? 心配でしたが、無理に引っ張り出したりせず自分から出てくるのを待ちました。

次の日の朝、ちゅーるを持って2階に上がり、隠れている猫に「ちゅーる食べない?」と語りかけ袋を開けると…その瞬間、「にゃっ」と鳴いて恐る恐る出てきたのです。

舐め終わるとまた家具の隙間に入っていきました。2階にドライフードと水を置いて暫く様子を見る事にします。

ちゅーるの効果か、1階に下りてきて撫でろと転がる様になってきましたが、やはり玄関の出入りは恐いのか2階にかけ上がります。

机の下に隠れる猫

家に来て2日、おしっこが出ていません。保護先の病院から貰った日誌の記録によると、家に来る2日前に出たきりでした。

病院に連れていくも我慢をしているだけと言われて様子を見る事になります。

トイレの置場所を変えてみましたが出ません。家に来て4日目、姿が見えず、寝室から物凄い臭いがしてきました。

急いで見に行くと私の羽毛布団の上に大量のおしっこが!

当の本猫はタンスの中から呑気に顔を出したのです。布団が犠牲になったのは悲しかったですが、おしっこが出てホッとしました。

我が家のアイドル

玄関でお出迎えしてくれる猫

私は子供の頃、犬を飼っていたので犬の方が好きでしたが、彼女をお迎えしてみて猫も好きになりました。家族全員、家に帰るのが楽しみになったと口を揃えます。

実際に仕事で嫌な事があっても、帰れば玄関先までお出迎えしてくれ、それだけで癒されます。家族の会話も増えました。

ご飯頂戴とねだる姿、食べ終わって満足気に引き上げてくる姿、甘えて鳴く声、仕草全てが可愛いくて仕方がありません。猫のいる暮らしがこんなに幸せなものだとは!

紙袋の中に入る猫

信頼関係を築く

羽毛布団の一件の後、砂を変えた事で、トイレで排泄してくれるようにはなりましたが、都度掃除をしても気に入らない時はわざと粗相をしたり、ご飯の時間ではないのにねだって、貰えないとわかると怒って拗ねたり、少しずつ我を出すようになってきました。

家具の隙間や机の下に隠れていたのも嘘のよう。今ではリビングの真ん中で堂々と、ひっくり返って寝ています。

拗ねてティッシュを取らせない猫

猫も猫を被っていたんだなと分かり、面白いなと思うと同時に彼女自身がここに居て良いんだと感じて、やっと安心して自我を出せる、家族の一員になってくれたのだと思うと嬉しい気持ちで一杯です。

実は彼女は元々飼い猫でしたが、飼育放棄で捨てられていました。里親募集のチラシの写真もどこかオドオドしていたように思います。人間が恐いと感じていたのかしれません。もしかすると、粗相もこちらの反応を試していたのかも?

まとめ

撫でられて安心した表情の猫

様々な事情で捨てられる猫達。外での過酷な生活でたくさんの猫が命を落としています。引き取り手が見つかれば良いのですが、見つからないまま生を終える子もいます。一匹でも多くそのような子が減り、安心して暮らせる場所が見つかる事を願ってやみません。

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