困難な場所と状況下での救出
1日目の救助
Canopy cat rescueのトムは木の上で立ち往生した猫のノラを救助するために、金曜日に現地に向かいました。
ノラがいる木は車通りが多い道路の上にかかっていて、救助を行う際に道具が落ちたり枝が落ちたりすれば、通行する車に危険が及ぶ可能性がありました。
救助のために木に登ります
トムは木に登り始めます。「ノラ」と呼びかけると大きな声で返事をしています。助けを求めているのでしょう。
でも強風のため上手く近づけず、非常に危険な状況です。不本意ながら、今日の救助は諦める事にします。
ノラを木に置いて帰る時、鳴き声が大きくなりました。
2日目の救助
翌日の土曜日の朝、ショーンは再度、ノラの救助に来ます。
強風がおさまり、ノラが少しでも降りてきているかも、土曜日のため下の道路の交通量が減っている事などを願いつつ。
再度「ノラ」と呼びかけると、今日も返事が聞こえます。大丈夫、まだ間に合う!
ノラの姿を発見
強風はまだ吹いています。さらに交通量も減っていませんでした。
ノラは木の頂上辺りにいて、強風が彼女に吹き付けています。
この高さでは通常、救助の際にコントロールポールを使うのですが、風があるので使用できないと判断。
とにかくノラを確保するために
トムは出来る限り上に登り、なんとか手が届く範囲まで行きます。
そして、ノラの首筋を掴み強引に確保しました。
通常このような方法は取りませんが、ノラを確実に確保するため。
興奮するノラをなだめ、無事に飼い主の元へ戻る事が出来ました。
なんともハードな救出でした。
この様子は是非とも動画にてご確認ください。
※こちらの記事は動画配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Canopy cat rescue