他の猫の子を救った愛情深い小柄な猫「小夏」

他の猫の子を救った愛情深い小柄な猫「小夏」

痩せて小柄な「小夏」は、外で強い猫に追われて逃げていました。見かねたねこのおうちに保護された小夏は、自分の子でない子猫を救ったのです。

弱い猫の宿命

とある日、保護猫団体「ねこのおうち」のシェルター付近で小柄な猫を監視カメラが捉えていました。その小柄な猫が強い猫に追われ、逃げ惑っているところが映されていたのです。

それに気付いたねこのおうちのゴエママさんはその猫が飼い猫かどうかを聞き込みをしました。

野良猫だった場合保護することが出来るからです。

朝方までかかって保護

野良猫だと分かり、早速保護に取り掛かりました。

夜にしか現れない小柄な猫のため、夜から保護活動を行ったのですがなかなか保護できず、やっと朝方に保護することが出来たのです。

TNRではなくそのまま「ねこのおうち」に住むことに

翌日には不妊手術を終えましたが、痩せていて外の世界で生き抜くには難しいと判断し、このまま人と共に暮らしてもらうことになりました。

ところが胸が張っていることに気付きました。

子育て中のお母さん猫だったようです。

すぐに子猫を捜しに行きましたが、残念ながら見つけることができませんでした。

※TNRとは捕獲し避妊手術後、元の場所に戻すことです。

人に慣れる訓練

保護して一週間経ちましたが、なかなか人に慣れません。

警戒心の強い子ほど時間がかかるのでしょう。それでも愛情を注げば伝わるはず!

自分の子でないのに野良子猫を救った小夏

「小夏」と命名され、少しずつ人慣れしてきた頃でした。

別件で捕獲作業をしていたゴエママさんの近くに小夏は一緒に居たのでしょう。親猫が先に捕獲され、子猫がなかなか捕獲できずにいる時。

小夏は子猫の鳴き声に応えるよう鳴き出したのです。すると暗がりの見えない場所に隠れていた子猫が見つけやすい所まで出てきて、無事に捕獲することができたのでした。

温かい場所

ガリガリにやせ細って強い猫に追い回されながら子育てをしていた小夏。子猫は残念ながら保護することができませんでしたが、小夏は保護されて温かい場所での生活を手に入れました。

そこでは自分の子ではなくとも泣き声に反応し、応えるように鳴いた小夏のお陰で小さな命を助けることができました。

愛情深い小夏。幸せに生きていて欲しいと思います。

※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
 団体名:一般社団法人 ねこのおうち

一般社団法人 ねこのおうち

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