閉じ込められ発狂寸前に…13匹の猫と2匹の犬をレスキュー

閉じ込められ発狂寸前に…13匹の猫と2匹の犬をレスキュー

無責任な多頭飼いの結果、悲惨な状態に置かれた猫と犬が保護されました。今回は、その後、新しい飼い主さんのもとで幸せになった2匹の猫をご紹介します。

劣悪な環境に閉じ込めらて精神に異常を来した猫たち

インスペクターも絶句

通報を受け、RSPCA 南オーストラリアのインスペクターが一件の家に向かいました。そこで目にした光景にインスペクターは絶句しました。

13匹の猫と2匹の犬が、ゴミ屋敷の中で暮らしていたのです。

そのほとんどが、ケージに閉じ込められていました。

屋外にあるケージの中にも。

猫も犬も飢えに苦しみ、閉じ込められて精神に異常を来し始めていました。

新しいお家へ

12ヵ月にも及ぶ、治療、ケア、サポートを経て里親さん募集に参加できるまでに回復しました。

その中の1匹、茶トラ猫の「ニンジャ」はローアンさんに引き取られました。

「ニンジャは家の中で快適に暮らしています。とても人懐こくって、犬のような性格です。私の前でゴロンと横になって、お腹を撫でてもらうのが好きで、まるで ”どう?ボクかわいいでしょ?” と言っているみたいです。」とローアンさん。

さらに、「ニンジャの猫種すら知りませんでしたが、ただ ”もふもふの人” に永遠のお家を提供しようと思ったのです。おいしいキャットフード、キャットニップもありますし、お腹だって撫でてもらえます。彼にとって天国のような場所にたどり着いたんですよ!」と笑います。

そして、もう1匹の「ジーナ」は、ソニアさんのもとへ。

ソニアさんは、「プリンセスジーナは、裏庭でお気に入りのボールを転がして遊ぶのが大好きです。そして膝に乗って頭にキスされるのがお気に入りで、毎晩私と一緒に寝ています。いつも私について回ってすごくかわいい猫ちゃんです。」とおっしゃっています。

まとめ

狭いケージの中に閉じ込められて、十分な食べ物も与えられずに放置されていた猫や犬たち。精神的に異常を来すのも無理はありません。

ジーナの新しい飼い主のソニアさんもおっしゃっていますが、そんな劣悪な環境を乗り越えてきた動物たちは本当によくがんばりました。そして、回復までの長い期間を支えてくれたRSPCAの皆さん、そして新しい飼い主さんたちに感謝です。

ニンジャとジーナの、レスキューから最近の様子までぜひ動画でご覧ください。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:RSPCA South Australia

RSPCA South Australia

▼ 公式サイトはこちら
https://www.rspcasa.org.au/

スポンサーリンク