臆病で遠慮がちな小さな女の子
海の側、テトラポットの中でたくさんのさくら猫(TNR先行型地域猫)の男の子たちに囲まれて暮らしていた黒猫の『シモン』ちゃん。
沖縄で保護活動を行っている 沖縄ハピネコ会メンバーのテイラー 清美さんの目にうつるシモンちゃんはいつもどこか怯えており、届けられた食事も他の猫が食べ終わるのを待ってから遠慮がちに食べていました。
そんな姿をあまりに不憫だと思ったテイラーさんは、シモンちゃんを保護することに。しかし、臆病なシモンちゃんは捕獲器に入りかけるもすぐに逃げてしまい、一度目の保護は失敗に終わりました。
3度目の正直!無事保護へ
二度目の保護に向かった先で見たのは、小さな体に血を滲ませたシモンちゃんの姿でした。
どうやら大きな猫に噛まれた傷が悪化してしまったよう。焦る気持ちとは裏腹にその日もシモンちゃんを保護することはできませんでした。
そして翌週、3回目のトライとなった日、特殊な捕獲器を利用することでやっと保護成功!
深い傷は手術で回復
動物病院に連れて行ったところ、傷がかなり深いため避妊手術と同時に肩の手術も行うこととなりました。
無事に手術を終え、1週間後の検査も無事にクリア。
今は術後服も卒業し、順調に回復しているそうです♪
幸せの準備中です!
シモンちゃんは小さくて少し怖がりな黒猫ちゃん。でもかわいい声でお返事するのが上手なのだとか。すでに甘えん坊さんの芽が出始めているようですね。
ここで朗報です!
7月20日現在シモンちゃんは遠慮なんてせずに思いっきりご飯を食べられる、温かい家族の元でトライアル中だそうです!このまま永遠のお家になることを心から祈っています。
※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
団体名:沖縄ハピネコ会
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