【レスキュー】子猫が3日間を過ごしたのは、危険な道の中央分離帯だった

【レスキュー】子猫が3日間を過ごしたのは、危険な道の中央分離帯だった

大雨のなか、交通量の多い道路の中央分離帯で動けなくなっていた小さな子猫。必死に差し伸べられた手に救われた命は、再び輝きを取り戻しました。

分離帯から聞こえる子猫の声

沖縄で保護活動を行われている沖縄ハピネコ会。

ボランティアさん数人で保護活動についてコンビニ前で話し合っていたときのことです。

車通りの多い道路の中央分離帯から、子猫の声が聞こえてきました。

付近で餌やりを行っているボランティアさんによると

「3日前からここで子猫の声が聞こえていたのだが、車が猛スピードで通るため危険で保護ができなかった」とのこと。

『まだ生きてくれている』

そこから沖縄ハピネコ会のボランティアさん達による、必死の救助活動が行われました。

難しい救助

車通りを確認しながら分離帯へと入り、鳴き声の持ち主を探すと…雨に濡れた小さな子猫の姿を発見することができました。

しかし、捕獲器を置いても入ってくれる様子はなし、捕まえようとしても怯えて逃げてしまう…。

道路に飛び出してしまうのを避けるために限られた場所、限られた方法での難しい救助となりました。

そして子猫発見から約1時間後。咄嗟に差し出した手がやっと小さな子猫の体に触れることに成功!無事、保護することができました。

大雨のなか分離帯で生き延びた子猫

子猫がはじめて発見された日から2日間、この地域では梅雨明けにも関わらず大雨が続いていたといいます。

この雨があったからこそ、この小さな子猫が脱水に陥らず、分離帯で生き延びることができたのです。不幸中の幸いでした。

回復に向かっている福(ふく)ちゃん

『福』と名付けられた子猫は、沖縄ハピネコ会代表の自宅でお風呂に入れてもらい、ご飯もしっかり食べて回復に向かっているそうです!

すでに保護時とは見違えるほど美しい子猫になりましたね。

さいごに

3日もの間、もしくはそれ以上をひとりぼっちで生き抜いた福ちゃん。

温かく愛の溢れた永遠のお家へと巣立っていく日も、そう遠くないかもしれません。

何よりもまず、沖縄ハピネコ会ボランティアさんのおかげで過酷な状況を生き抜いてくれた福ちゃんの未来が明るく照らされたことに感謝です。

※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
 団体名:沖縄ハピネコ会

沖縄ハピネコ会

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