粗大ゴミの回収日前に保護できた
通報・発見
捨てられたソファの中に猫の親子がいるとのメッセージを受け取って、Hope For Pawsが雨の日の保護活動です。
別の場所でスカンクを保護し、その足でこちらの現場に到着したそう。彼らは猫を始め、犬、鳥、ロバ、そしてスカンクなど、あらゆる動物たちを窮地から救い出しているのです。
がっちりとした木枠のソファが、家屋の外壁に立てかけるように捨てられていました。
その横にツナ缶のツナを少し置いておくと、母猫が出て来てきれいに食べたよう。
保護
通報してくれた少女もかけつけて保護活動を見守る中、今度はケージトラップを置いてみました。
すると母猫はツナにつられてすんなりと中に入ってくれました!
ふたが落ちて閉まるとさすがに暴れますが、きっと落ち着いてくれるでしょう。
ごそごそ動き回る「怪しい2人組」に警戒して、隣の家の2階ベランダから、犬が盛んに吠えだしました。
「シー!静かにして!」とお願いしても、犬は下をのぞいて一生懸命吠えています。
まだモゾモゾしているぐらい小さいのか、すでに走って逃げられるほど大きいのか、子猫の月齢は未確認。
念のためソファの周りをフェンスで取り囲んでから大きな板をはずすと、ソファの奥に子猫たちがかたまっています。
腕を伸ばしてつまみ上げました。
1匹めは茶トラ。モフモフ、プリプリの大人しい赤ん坊、こりゃかわいい。
次の子は、片目が感染症でつぶれています。治るといいですが。
3匹めの子は両目とも感染症が広がっているようです。
そして4匹目も。やはりこのような環境にいる猫たちには、感染症がまん延しがちですね。
これで全部でした。
そういえば、お隣の犬は静かにしてくれました。「悪者じゃなさそうだ」とわかってくれたかな?
ケア
病院に到着。これから家族みんな、治療を受けます。
左が「エラ」、手前の茶トラが「トッド」、その後ろに「パティ」、もう一匹の茶トラ「ジェイムズ」。
子猫たちの目の治療が間に合うでしょうか?
感染症が進んでしまうと、眼球を摘出しなければなりません。特に、トッドが心配ですが…。
再会
母猫「キンバリー」は、体を洗ってタオルにくるまれたところ。この無防備な姿で、子猫たちと再会を果たしました。
無言ですが、子猫を見つめて、きっとホッとしたことでしょう。
それから
子猫たちの目は回復してきています!
親子はそろって一時預かり施設に移動し、人との交流を一から習います。
特に成猫のキンバリーは、もし人に慣れず攻撃をしかけるようだと、避妊後に元の場所に放つことになります。長生きのためには、少しでも人慣れして、里親さんに引き取ってもらいたいところ。
子猫たちがさっそくおもちゃで遊び始める中、母猫のキンバリーは少しずつ、人との接触に慣れる訓練中。
その様子も興味深いです。焦らずに、少しずつ、頑張れキンバリー!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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