保護猫すずこを迎え入れた経緯
譲渡会に行ったわけ
生まれた時から猫とともに育った私。しかし小学校6年生の時に別れがやってきました。
ずっと一緒にいたその子がいなくなったショックは大きく、猫が大好きでも別れのことを思うと飼えない、そんな葛藤があり約7年ペットを飼わずに過ごしていました。
でもやっぱり猫が好きで、いつも一緒にいられる環境がほしい。そう思い、近所で開催されていた譲渡会に参加しました。
譲渡会での様子
ケージの中に、おとなしい子、鳴いている子、落ち着きのない子、たくさん猫ちゃんがいました。
その中でもまず最初に目についた、目がクリクリで活発な子(のちのすずこ)を抱っこさせてもらいました。
他におとなしい子も抱っこさせてもらい、飼いやすそうだな、と思う子もいましたが、なんとなく直感でさっきの子(すずこ)がいい、と思い、すずこをお試しで1週間トライアルさせてもらうことにしました。
※譲渡会では、その子がおうちになじめるかどうか、そして新たな引き取り手がちゃんとした人かどうか保護してくれた方が判断するため、トライアル制度をとっているところがあります。
トライアルから飼い始めるまで
保護してくれたおうちの方が連れてきてくれ、ついに我が家へ。
まだ生後間もないすずこは怯えて、なかなかケージから出てきてくれませんでした。
しかし1~2時間経つと、のそのそとケージから出てきてくれて、持ってきてもらったおもちゃで遊んでくれるようになりました。
ただ、例えば洗い物の音など、少し大きめの音がするとすぐにびくっとしてしまい、まだ慣れたとは言いきれない状態。
しかし保護してくれたおうちの方からもぜひ飼ってほしい、とお墨付きをいただいたこともあり、トライアルから実際に飼うことになりました。
しばらくしてだんだん物音にも慣れ、夜もよく眠ってくれるようになり、ひと月ほどでおなかを見せてごろごろ言い、活発に遊ぶようになってきました。
そして徐々にやんちゃ娘の活発な本性が明らかになってきました…!
飼ってから大変だったこと
飼い始めて半年ほどたち、年齢も1歳弱になった頃。すずこに子供を産ませることは考えていなかったので、女の子の飼い猫では通る道かと思いますが、避妊手術を行いました。
以前飼っていた子は男の子だったので(かつ私が生まれた時にはすでに成猫だったので)私も勝手がわかりませんでした。
そしてこの不満そうな顔から見てわかる通り、病院に連れて行くのも一苦労。術後も猫とは話せないので、どうしたら痛いのか、どうしてほしいのかもわからない、ということでしばらくあたふたしたのを覚えています。
本人も急に病院に連れていかれ、気が付いたらおなかが痛い、ということでしばらくショックから立ち直れなかったようですが、1~2ヵ月も経てば元通り、元気に走り回るようになりました。
飼ってよかったこと
飼い始めて早4年。今では家中を毎日走り回り、気に入らないことがあると泣き叫ぶ、主張の激しいわがまま娘に育ちました。でも家族をいつも癒し、笑顔にしてくれる存在です。
また、今実は私は実家を離れ東京で暮らしているのですが、定期的にすずこの写真が送られてくるなど、癒しだけでなく、家族の話題になる、すずこが家族をつないでくれる、そういったところでも、飼ってよかったなと思います。
まとめ
4年前のことなので少し忘れていた部分もありましたが、写真を見返して改めて、そういえばこんなこともあったな、と思い出して懐かしく思いました。
ペットショップもいいですが、個人的には保護してもらって救える命があるので、保護猫譲渡会というのも、ペットを飼う際には検討の1つの候補に入れていただけたらなと思います。
かわいい子はたくさんいます!!少しでも参考になりましたら幸いです。