大雨の中ダンボールに捨てられていた子猫「フワ」と私の物語

大雨の中ダンボールに捨てられていた子猫「フワ」と私の物語

一人暮らしで、動物を飼った事の無い私と、草むらに居た三毛猫フワとの出会いのエピソードや、育てる大変さ楽しさ、私の人生を大きく変えた1年間をここに書かせて頂きます。これから猫と暮らそうと思っている方や、すでに家族がいる方、皆様に見て頂きたいです。

保護猫フワとの1年

私と保護猫と出会った日

手を重ねて寝ている子猫

幼少期からずっと猫を飼いたいと、拾ってきては怒られてきました。20歳になり呆然と一人暮らしをしていたある日、知人から小さな子猫の里親を探してる友人がいると、連絡がきました。

保護している人は、子猫を拾った方から「草むらから声がして気にせず帰ったが、翌日大雨になり見に行ったらダンボールに魚の骨一つとその子猫が居た。拾ったけど旦那がアレルギーだから飼えない」と言われ預かったらしく、その保護主も先住猫が多いため友人に飼えないか聞き回ったところ、私の所に連絡が来たのです。すぐに引取りに伺いました。

始まる私とフワの1年

膝に乗って手を掴んでいる子猫

引き取った当時、皮膚がダニで荒れ放題のところを掻いてしまうので、身体中真っ赤でした。最初は猫が飼える嬉しさが強く軽く考えていたので、その姿を見て不安になりました。すぐに病院へ連れて行き、検査をしてもらいお薬を頂きました。

毎朝 昼 晩とお薬をあげ、毎朝仕事前に1時間遊び、毎週病院に連れて行き、掻かないように見て、毎日タオルを替えてと動物を飼った事の無い、世話をした事が無い私が初めて飼うには、凄く大変でした。不安でいっぱいで、私が飼い主で良いのかをずっと考えながら生活していました。

お皿と一緒に並んでる子猫

家族になった

ジンベイザメと一緒に寝ている子猫

私が18歳の頃にシングルマザーの母が急逝しました。

ダンボールに一人ぼっちだったフワを見て、この先、一人ぼっちだと思ってずっと泣いていた18歳の頃の私を思い出しました。この子もお母さんが居ないのか、でも私がいる、私しかいない、絶対に幸せにしてあげたいと思い、この子の人生の全てを、命を育てる覚悟しました。

現在のフワ

足を上げて寝ている猫

あれから1年、私は21歳なり、フワは1歳になります。もう思春期真っ盛りです。

当初ひどい状態だった皮膚も治り、走り回って元気にモリモリご飯を食べます。隠れんぼが得意で、見つけたらミーミー悔しがりながらお水を飲みに行きます。私が隠れたら見つけようとせず、寝ます。多分私が遊ばれています。

寝る時は一緒にお布団で寝て、顔に乗られ起こされます。そんな日常が凄く幸せです。

まとめ

真正面で上を向いている猫

猫を飼おうと悩まれてる方も見ているかと思います、正直凄く大変でした。しかし私はそれ以上に大きな愛で包まれました。支えてくれた友人も居たから、だからここまでこれたと思います。今から飼う方も素敵な家族ができる事を祈っております。今もこれからもずっとわたしの唯一の家族です。

ご覧頂きありがとうございました。

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