『捨てられた猫』に起こる4つの悲劇

『捨てられた猫』に起こる4つの悲劇

近年は猫ブームですが同時に捨て猫も増えるのではと危惧されています。猫は可愛いのでペットショップで一目惚れして家族に迎えてしまうという人も中にはいるかもしれません。しかし最後まで面倒を見きれるか考えず衝動的に飼ってしまうことは猫に大変な悲劇をもたらすのです。今回は捨てられた猫達がその後にどのような末路をたどるのか、ペットを捨てる重さについて改めて考えるために辛いことですがあえてまとめてみました。

1.食物を得られず弱っていく

道路に座ってこちらを振り返る三毛猫

どんな猫でも狩猟本能があり、獲物を捕まえることができると考える人もいるかもしれませんが、飼い猫が遊んでもらってじゃれているのと、野良猫が生命を維持するために本気でハンティングするのでは、その困難さが全く違います。

猫は基本的に野性下では親や兄弟たちと接しながら、その中で自然と狩りの術を身につけていきます。しかし、ペットショップやブリーダーさんの手で育てられた猫は、生まれながらにそのような環境に置かれているわけではないため、飼い主さんの手や動く物に反応する本能はあっても、捨てられた後に野外の獲物を捕まえられるかと言えば、その可能性は著しく低くなってしまうでしょう。

そのため、飼い猫から突然野外に放り出された猫は上手く餌や水を得ることができず、徐々に弱っていき最後を迎えてしまうことも多いのです。

2.交通事故

道路を歩いている黒猫

野外に捨てられた猫は、当然のことながら戸惑ってしまいウロウロと街中をさまよい歩いてしまいます。そんなときに道路を渡ろうとして、車にひかれて命を落としてしまう猫もいます。

飼い猫は完全室内飼いの場合も多く外の世界を知りませんので、車がどんなに危険なのかということもよく分かっていないのです。

このように、今まで屋内という安全な環境で飼われていた飼い猫たちの多くが、捨てられた先で交通事故に遭い命を落としています。

3.カラスなどの天敵に襲われる

カラス

カラスは猫の天敵としてよく知られています。カラスは小さい子猫はもちろん、弱っていれば集団で成猫を襲うこともあります。

このような恐ろしい天敵に今まで家で安全に暮らしてきた飼い猫たちが襲われてしまえば、ひとたまりもないでしょう。

また例えば成猫になっても、体の大きさがとても小さなシンガプーラなどの猫種もいますが、このような人に飼われるために改良された猫たちは野性で生き抜いていくことは難しいため、捨てられれば真っ先に捕食者の餌食になってしまう可能性が非常に高いと言えます。

このように、今まで飼われていた猫を捨ててしまうことは、猫に大変な恐怖と苦痛をもたらしかねないことであり、ゆえに絶対にしてはいけないことだと言うことができます。

4.人を警戒しないので虐待される可能性

人の足元に近づいて見上げる猫

飼い猫は人に馴れていて警戒心も薄く、誰にでも近寄っていってしまいます。大変悲しいことですが猫に接触しようとする人の中には可愛がるのではなく、虐待目的で近づいてくる人もいます。

生まれつき野良として育った猫たちと違い、飼い猫は人間をすっかり信用している場合が多いため、このような人たちに捕まって虐待されたり命、を落としてしまったりする可能性もあるのです。

命を落としてしまうことはもちろん最大の悲劇ですが、もし仮に助けられたとしても信用していた人間たちに裏切られ、虐待されてしまうことは猫の心に大きな傷を残すでしょう。猫を捨ててしまうことは命を落とすだけでなく、今後猫が生きていく上でも、非常に暗い影を落としてしまう出来事を引き起こしかねないことなのです。

まとめ

道路を歩く三毛猫の後ろ姿

いかがでしたか?今回は捨てられた猫に起こりうる悲劇についていくつか書き出しましたが、他にも捨て猫が増え過ぎれば、その猫だけでなく多くの猫が殺処分の対象となる可能性があるなど、猫が捨てられることで起こってしまう不幸はたくさんあります。

日本は空前の猫ブームとも言える状態ですが、その反面に多くの捨て猫の悲劇があるということも、やはり知っておくべきことでしょう。

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