段ボールに捨てられ、台風の中を必死に生き延びた子猫たち

段ボールに捨てられ、台風の中を必死に生き延びた子猫たち

段ボールに捨てられている子猫を見つけたらあなたはどうしますか?飼えないからといって見て見ぬふりができますか?私たち家族は夏のある日、段ボールに捨てられていた猫を保護しました。拾う命があれば捨てられる命があるこの現実は、とても残念で悔しくて許せませんが、この子達と出会って命の大切さを改めて実感しました。保護猫との出会い、大変だったこと、良かったことをまとめてみました!

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私が保護猫をお迎えした経緯、理由

子猫たちとの出会い

段ボールから子猫の声が聞こえてくる!

日差しが強い夏の日、遊びにでかけていた子供たちが捨て猫がいるかもしれない!と、慌てて帰ってきました。まさか?段ボールに猫を捨てる人がいるなんて信じられませんでした。

しかし、昨夜は確か台風だった。雨風の中必死に耐えて生きているかもしれない。駆けつけると、今は使われていない店の駐車場には、段ボールがぽつり。近寄ってみても子猫の鳴き声は聞こえません。不安がよぎりましたが、恐る恐る中をのぞいてみると…

段ボールに捨てられている猫

そこには、体を丸めた小さな小さな猫が2匹。衝撃的でした。

昨晩の台風で水分を含み、形がいびつになった段ボールを見て、どんなに怖かったかと思うと心が痛みました。

もしかして、段ボールから逃げ出してどこかで隠れている子もいるかもしれない。家族みんなで近くの茂みを探しました。すると植木の茂みにいる子猫を発見。すぐに抱きかかえ家へ連れて帰りました。

3匹一緒に寝ている猫

汚れている体を暖かいタオルで拭き、タオルや毛布を入れ体を温めてあげました。すでに家には猫も犬もいたので、とりあえずこの子達の体力が回復するまで面倒をみようとなり、飼い主さんが見つかるまで飼うことにしました。

保護猫をお迎えして大変だった事

お願いだからミルクを飲んで!!

哺乳瓶

保護してからまだ一度も鳴かない3匹。そして全然動きませんでした。

まずは栄養を与えないと死んでしまうので、急いでホームセンターで粉ミルクと哺乳瓶を買ってきました。しかし、子猫たちは、全く興味を示さず飲んでくれません。きっと体力が弱っており、お乳を吸うという力がなかったのかもしれません。

そこで色々と考え試してみました。

  • 粉ミルクの種類を変える
  • 粉ミルクの濃度を濃くする
  • 哺乳瓶ではなく注射器で口の中へ直接入れてあげる
  • 注射器でミルクが飲めるようになったら哺乳瓶で与える
  • 哺乳瓶の乳首の部分の切り込みを広くし、ミルクが出る量を多くする

試行錯誤してなんとか飲むようになり、ミルクの量もすこしずつ増え、3時間おきにあげました。すると、体力も回復し、行動範囲も広がりました。目は開いていましたが、まだはっきり見えていないようでした。

よちよち歩きもするようになりました。

よちよち歩く猫

そして、歯も生えはじめてきたので、ミルクから固形のフードに切り替えました。お皿から上手く食べられず、頭や手をお皿に突っ込んで全身ごはんだらけになりながら一生懸命食べてくれました。

ごはんをたべている猫

保護猫をお迎えして良かったなと思う事

家族の絆がうまれた

弱いものに優しくする、命を大切にすることで、家族みんなが協力し合っていく形になり、会話もうまれ、暖かい気持ちになることができました。

子猫をかわいがる先輩猫

先輩猫や、先輩犬も最初は、なんだこのちっこいの!と、戸惑っていましたが、一緒に過ごしていくうちに、守るべき存在だと気づいたのでしょう。自分の子のように可愛がる姿もあり、その光景を見てまた家族全員心がほっこりしました。

子猫をかわいがる先輩犬

信頼できる知り合いの家で幸せに

当時3匹いた猫たちは、親戚の家や知り合いの家で飼ってもらえることになり元気に暮らしています。

甘えん坊だった3匹の子猫たちは今は立派な大人。食欲旺盛でゴミ箱まであさってしまうやんちゃな甘えん坊さんです。

まとめ

成長した猫

命に大きい小さいはありません。人間も猫もこの世に生まれてきた仲間です。粗末にしていいわけがありません。守るべきものは守ってあげないと生きていけません。

段ボールの中に捨てられている光景を見た時は、どうなることかと思いましたが、今は感謝の気持ちでいっぱいです。子猫を見つけてくれた子供に感謝、台風に耐え抜いて元気に育ってくれた子猫たちに感謝、我が子のように体をなめて一緒に遊んでくれた先輩猫と先輩犬に感謝、そして、引き取ってくださった飼い主の方に感謝します。

生きてくれてありがとう。

2匹ソファーで寝ている子猫

子猫たちには「感謝」の気持ちと「生き抜く力強さ」を教えてもらいました。元気に生きてくれているだけで幸せです。捨てる人がいなくなり、捨て猫がこの世からいなくなるように心から強く願うばかりです。

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