満身創痍(そうい)の猫の治療と再生。多くの人の協力があってこそ!

満身創痍(そうい)の猫の治療と再生。多くの人の協力があってこそ!

ゴミ集積場で保護された猫は、あらゆるケガや病気をその小さな体に背負っていました。彼が再生するには、手術を含めた長い治療が必要でした。

ボロ雑巾のような姿で保護された

発見・保護

ゴミ集積場で見つかった汚れた猫を、保護団体LetsAdopt が保護し、病院へ連れて行きました。

皮膚病が見られ、体毛が薄くなって耳などところどころはげてかさぶたができてきます。

でも、瞳には力があります。生きられるかもしれません。

緊張していますが大人しく、手で触らせてくれました。

ケア

病院で検査を受けました。

ノミにたかられた体じゅう、どこもかしこもボロボロです。

内臓にも疾患があるようです。

「マーリー」は、CTスキャンを始めとした検査を受け、重い呼吸器疾患や肺炎、慢性肝臓疾患にネコカリシウイルスと、あらゆる疾患がてんこ盛りであることがわかりました。

とても大人しく人懐こいマーリーでしたが、治療は根気のいるものでした。

舌に潰瘍ができ、食べるのも痛みを伴なうようです。

これは舌の潰瘍の治療と抜歯のようです。何度も麻酔と治療を繰り返すのは、小さな体にどんなに負担でしょう。

頑張れ、マーリー。

手術後は、口の中がヘンな感じ。

どんどん良くなるよ!

その後

治療と回復には数ヵ月を要しました。

そしてついに、マーリーは里親さんの元へ!家にはトイレやキャットツリーなど、マーリーを迎え入れる準備が万端です。

そして、肉付きが良くなったマーリーの姿が。

里親さんにはこれまでの医療カルテが手渡されます。

多くの人が協力して達成した、満身創痍のマーリーの再生を、動画でご覧ください。

動画を見ることは保護支援にもつながります!

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Viktor Larkhill (LetsAdopt)

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