盲目の子猫に未来は…あった!切なくて優しい、子猫の物語

盲目の子猫に未来は…あった!切なくて優しい、子猫の物語

野良猫が産んだ3匹の子猫のうちの1匹は、猫ヘルペスに感染した両目がつぶれて盲目でした。適切な環境に置いてあげれば、目が見えなくても元気に生きていけると、この子猫が教えてくれます。

ただうずくまっていた子猫

通報・発見

盲目の子猫とそのきょうだい子猫、それに母猫がいると保護依頼を受け、保護団体HOPE FOR PAWS がやってきました。

現場に着いてみると、感染症でまぶたが完全にくっついてしまった子猫がうずくまっていました。

その後ろにキャットフードがまかれています。連絡してくれた人たちが、食べ物を与えていたのですね。

保護

その子はその場にうずくまって動かないので、すぐに手でつかまえることができました。

そしてこれがお母さん。鉄柵に囲まれた物置小屋の中にいます。3匹の子猫はここで産まれたのでしょう。

今日は目の見えない子猫を病院へ連れて行くため、また来ることを約束して、ひとまず帰ります。

目の見えない子猫を「ケンシ」と名けました。

病院でキャリーケースのふたを開けると、ケンシはなんと、毛布を、「ふみふみ」していたのです!

その様子に、保護メンバーは愛しさと切なさで胸が一杯でした。ここは是非是非、動画で見てください。うるっと来るかもしれません。

ケンシの両目は角膜潰瘍が進行して、すでに手のほどこしようがありませんでした。
眼球を除去する手術をすることになりました。

ケア

体を洗って、タオルで乾かします。大きなかわいい声で鳴きました。

それからモリモリ食べて、目の他は健康なようです。

手術

麻酔をして、顔の毛をそって、眼球摘出手術が完了しました。

眼球を失って切ないですが、これで健康を保てますよ。

それぞれの未来へ

ケンシを保護した2日後に、ケンシのきょうだいたちも保護されました。ケンシ、ライデンとクン・ラオの3きょうだい、そろい踏み。

彼らのお母さんとお父さんは純粋に野良猫だったので、避妊、去勢手術を受けてから、放されました。自由に、元気でね。

クン・ラオは、「小脳形成不全」で、体がふらつくそうですが、それ以外は健康です。

クン・ラオとライデンは里親さんとの出会いを待っています。

2匹が遊ぶ様子が、そりゃあもう、かわいくて!ここも動画必見です。

一方、ケンシはと言うと…

早々に、里親さんに引き取られたのです!驚き!

この家庭の先住猫も盲目なので、目の見えない猫を受け入れる用意があるのでしょう。そしてケンシ改め、「チェリー」になりました。

この2匹、親子のように似ていますね。仲良しなのも伝わります!

チェリーは庭で遊ぶこともできるんです。

それから

音や臭いに敏感なチェリー、おもちゃを追いかけて元気に遊びます!とてもリラックスした様子。

それにこの家庭には、犬もいるみたい。チェリーはみんなを癒し、みんなにかわいがられています!

ちょっと切ないけれど、優しい気持ちになれる動画を、是非ご覧ください。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

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