大ケガをした猫
深夜の大手術
熱海市内で、大ケガをした猫が緊急搬送されました。
大量の出血と原形がわからなくなるほど傷ついた足…3時間超の大手術を耐え、なんとか命は救われたものの、右足は断脚となってしまいました。
卑怯なワナ?
獣医さんの話では、交通事故ではなく、何かワナのような物でのケガではないかとのこと。どちらにしても、猫には何の罪もありません。いきなり激痛を強いられ、片足を失ってしまったのです。どんなに怖かったことでしょう。
療養とリハビリ生活へ
オスの外猫さんらしい、その猫は「嵐くん」と命名されました。
約1週間の入院ののち退院した嵐くんは、シェルターでの療養生活となりました。手術や入院などの費用は高額でしたが、支援してくださる方々の善意で賄うことができました。
嵐くんには、三本足でのリハビリ生活が待っています。生きていくために、がんばろう、嵐くん!
幸せになるために
心にも傷はある
保護当初はシャーシャー威嚇してばかりの嵐くんでしたが、退院後はすっかり別猫のようになりました。
シェルターでの穏やかな生活で元気を取り戻し、食欲もあります。
ただ体調が不安定なので獣医さんに診てもらったところ、膀胱炎や下痢の症状があり、貧血傾向のため投薬治療となりました。やはり大ケガや断脚のストレスが体調に出るのでしょう。
ワナ?で後脚を断脚した「嵐」君!
— NPOくすのき(ねこハウスTemple Cat) (@atami_kusunoki) September 7, 2019
以前にご報告したワナの様な物で大怪我をして大手術をした嵐君。
シェルターで元気を取り戻しつつあります!
以前はバリバリのオス猫さんで「シャーシャー」言ってましたが、今は…❣️
想像を絶する痛みと怖い思いをして訳が分からなくなったね?
もう大丈夫だよ! pic.twitter.com/AffNgnF9NK
一緒に乗り越えて
片足が砕けるほどの苦痛をガマンした嵐くん。どれだけ辛く、不安だったことでしょう。
少しでも嵐くんが生きていき易いように、嵐くんのことを教えてね。人間との折り合い、猫との折り合い、生活のリズム…一つずつ嵐くんを知って、嵐くんの幸せを考えよう。シェルターでも守ってあげられるけれど、嵐くんだけを見て、嵐くんを一番に愛してくれる家族がきっといるから。
ずっとの幸せを一緒に探そうね、嵐くん。
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