キャリーに入れたまま雪の中に捨てられた子猫。間一髪の発見と救助

キャリーに入れたまま雪の中に捨てられた子猫。間一髪の発見と救助

もう少し発見が遅れていたら、きっとこの子猫の命は尽き果てていたに違いありません。幸運にも、通りかかった車のドライバーに発見され、暖かいお部屋と人々に出会うレスキューストーリーです。

積もる雪の中に捨てられた子猫

雪の中から半分だけ出ていたキャリーケース

イリノイ州のドナルドさんが車を運転中、雪の中からキャリーケースが半分出ているのを発見しました。

すぐさま車を降りて駆け寄り、雪の中からキャリーケースを掘り出しました。

さらにケースの中の雪をかき分けて行くと、奥の方にグレーの子猫がいました。

保護施設へ

保護施設 Happy Tail に運ばれた子猫は、雪の塊や氷を滴らせながらケースの中から出てきました。幸いにも怪我はありませんでしたが、体中が濡れて凍えていました。

ウィンター

雪の中で奇跡的に助かった子猫は「ウィンター」と名付けられました。

体が温まり安心したのか、ウィンターの人懐っこい性格が現れてきました。頭を撫でられて気持ちよさそうにリラックスした表情です。

暖かい部屋で

今は、何も心配する事なく暖かい部屋でお腹いっぱい食べて安全に暮らしています。

ウィンターは頭を擦り付けながらお部屋を歩き回るのが大好き。施設の郵便受けに捨てられていた「ルナ」と一緒にキャットタワーで遊びます。

永遠のお家へ

そして、永遠のお家が決まり2019年2月3日にウィンターは里親さんに引き取られて行きました!今度こそ幸せに暮らしていけることは、この新しい飼い主さんの嬉しそうな表情から一目瞭然ですね!

最後に

雪の中からキャリーケースが半分見えていなかったら、雪はますます降り積もってケースを覆い隠してしまい発見されることはなかったでしょう。

逃げ場のない狭いケースの中に閉じ込められ雪の中に捨てられたウィンター。雪の中に放置すればどうなるかわかった上での、元飼い主の行動には憤りを覚えますが、もう寒い思いをすることも、お腹がすくこともなく、安心して新しい飼い主さんの元で暮らしていけるのは本当によかったです。

ウィンターが保護されてから里親さんに引き取られるまでの軌跡をぜひ動画でご覧ください。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネル及び保護した団体より許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Julia Modas
 保護団体:Happy Tails Humane Society  

スポンサーリンク