離乳期前に保護された4匹の子猫
きょうだいと一緒に発見された子猫
保護猫シェルター近くで、離乳前の兄弟猫2匹が発見、保護されました。ずっと鳴き声が聞こえていたそうです。きっと必死の思いで助けを求めていたのでしょう。
その2週間後に同じ場所で、さらに2匹が見つかりました。最初に保護された2匹と合わせて、おそらく4匹きょうだい。後から見つかったうちの1匹が「喜一」です。
4匹のうち黒猫は、残念ながら助かりませんでしたが、それでも目が開いてない生後間もない子猫が助かるのは、保護主さんが必死な思いで捜されたからなのでしょう。喜一も必死に捜してもらった1匹なのです。
乳飲み子増えた?
— ゴエママ (@COKeS7nsxPGOroD) October 31, 2019
昨日ずーっと鳴いてたけど見つけられなくて今朝保護できました。
生きててくれてありがとう… pic.twitter.com/8Tj82UpfUT
離乳期前に助けられた喜一は、まだまだミルクが必要なほど小さい子猫。きょうだいの死の悲しみを吹き飛ばすように、一生懸命ミルクを飲みます。
まだミルクがほしい仔猫たち。
— ゴエママ (@COKeS7nsxPGOroD) December 2, 2019
そりゃそうだよね…野良母さんが育ててれば生後3ヵ月くらいまでオッパイ飲んでるもんね。娘は保育士なので結婚する前から授乳はお手のもの!猫だけど…来年から病院の託児所で仕事復帰する娘をサポートしてやらねばと思ってます。仔猫より煩い子が二人も居ますから? pic.twitter.com/mh2FU0tDMX
難問発生
保護12日目。喜一はやっと離乳食を始めるも、消化不良を起こして下痢と嘔吐をしてしまいました。すぐに病院で点滴してもらうも、食事はミルクに戻ってしまいます。
その上、喜一は保護された時から足の一部が著しく脱毛しており、そこから真菌(カビ)が発生していました。
離乳食を始めた子にゃんたち消化不良を起こして下痢嘔吐?
— ゴエママ (@COKeS7nsxPGOroD) November 12, 2019
今日朝イチで病院で点滴して来た。
またミルクに逆戻り…
グレーの子は保護時から足にハゲがあり見てもらったら真菌だったという(T-T)
踏んだり蹴ったりです? pic.twitter.com/xkkN6hYJ5D
それでも負けない喜一
しかしながら喜一は食欲がもりもり! 嘔吐してしまいながらも真菌に負けじと栄養を摂取していきます。
三毛は小さな体で兄弟たちに負けずと頑張って食べてます。最後はオェっと戻してしまうけど?それでも食べる事を止めない。きっとこの子は力強く成長する!のぞみにそっくりなチビ三毛は幸せになる為に生まれてきたんだから。 pic.twitter.com/cPCVbTzyyc
— ゴエママ (@COKeS7nsxPGOroD) November 23, 2019
譲渡会へ着々と進む
食欲旺盛だったお陰か、ウィルス検査の結果問題もなく(里親募集のために必要な)ワクチンも無事終わり、譲渡会のステージへ進む喜一。
幸せへの旅立ち
そして保護から2ヵ月後、喜一には里親さんが見つかり、とうとうシェルターから巣立つことになりました。
家族の一員として迎えられた喜一はそこで新しく『スノウ』と名づけられました。
目も開いていない小さなころ路頭に迷っていたスノウに、ついに幸せが訪れたのです。今ではスノウの家族のお兄さん猫、響くんと日々仲良くじゃれあっているそうな。
猫も人間と同じように、それぞれの猫によって様々な生い立ちや過去があります。
奇跡的に救助され、つらい経験を乗り越えてきた喜一、――スノウだからこそ、いつまでも幸せに暮らしてほしいと願います。
お兄ちゃんの響くんと一緒にシンクロしてるスノウだそうです?
— ゴエママ (@COKeS7nsxPGOroD) December 28, 2019
幸せで胸がいっぱい❤️ pic.twitter.com/tjGou1vCVn
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