親猫のいない離乳前の子猫4匹をレスキュー。生命力に胸を打たれる

親猫のいない離乳前の子猫4匹をレスキュー。生命力に胸を打たれる

シェルター近くで1日鳴き続けた子猫たち。やっと発見されきょうだいで保護されました。これはその中の1匹「喜一」の物語です。

離乳期前に保護された4匹の子猫

きょうだいと一緒に発見された子猫

保護猫シェルター近くで、離乳前の兄弟猫2匹が発見、保護されました。ずっと鳴き声が聞こえていたそうです。きっと必死の思いで助けを求めていたのでしょう。

その2週間後に同じ場所で、さらに2匹が見つかりました。最初に保護された2匹と合わせて、おそらく4匹きょうだい。後から見つかったうちの1匹が「喜一」です。

4匹のうち黒猫は、残念ながら助かりませんでしたが、それでも目が開いてない生後間もない子猫が助かるのは、保護主さんが必死な思いで捜されたからなのでしょう。喜一も必死に捜してもらった1匹なのです。

離乳期前に助けられた喜一は、まだまだミルクが必要なほど小さい子猫。きょうだいの死の悲しみを吹き飛ばすように、一生懸命ミルクを飲みます。

難問発生

保護12日目。喜一はやっと離乳食を始めるも、消化不良を起こして下痢と嘔吐をしてしまいました。すぐに病院で点滴してもらうも、食事はミルクに戻ってしまいます。

その上、喜一は保護された時から足の一部が著しく脱毛しており、そこから真菌(カビ)が発生していました。

それでも負けない喜一

しかしながら喜一は食欲がもりもり! 嘔吐してしまいながらも真菌に負けじと栄養を摂取していきます。

譲渡会へ着々と進む

食欲旺盛だったお陰か、ウィルス検査の結果問題もなく(里親募集のために必要な)ワクチンも無事終わり、譲渡会のステージへ進む喜一。

幸せへの旅立ち

そして保護から2ヵ月後、喜一には里親さんが見つかり、とうとうシェルターから巣立つことになりました。

家族の一員として迎えられた喜一はそこで新しく『スノウ』と名づけられました。

目も開いていない小さなころ路頭に迷っていたスノウに、ついに幸せが訪れたのです。今ではスノウの家族のお兄さん猫、響くんと日々仲良くじゃれあっているそうな。

猫も人間と同じように、それぞれの猫によって様々な生い立ちや過去があります。

奇跡的に救助され、つらい経験を乗り越えてきた喜一、――スノウだからこそ、いつまでも幸せに暮らしてほしいと願います。

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 団体名:一般社団法人 ねこのおうち

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