アメンボだって、子猫だって、ねずみだって
通報・発見
ロスアンジェルスにある用水路で、2匹の子猫の保護要請があり、保護団体 HOPE FOR PAWS (HFP)が向かいました。
水の枯れた水路を見回すと、何か動くものを発見。問題の子猫かと思ったら…なんと、うずくまったねずみでした。大抵の人は、ねずみは放っておくのでしょうが、目の前で傷ついている動物は何だって保護する!のがHFP流。「ミミズだって、オケラだって、アメンボだって、みんなみんな、生きているんだ、友達なんだ♪」(唱歌「手のひらに太陽を」)を地で行くHFPです。
2人で手すりの狭いすき間を通り抜ける際、「あ、ずるい!自分がスリムだからって…。僕はぽっちゃりだからたぶん無理…うう、何とか通れた」とかいう、しょうもないつぶやきを経て...いた、ねずみちゃん。
完全に猫や犬の保護と同じ熱量、同じ手法で、小さなねずみの保護が完了しました。
さて、子猫たちは?
みつけた!小さな横穴に、鼻先が見えています。
穴の前にケージを置いてツナをまき、離れて子猫が出てくるのを待ちます。
警戒しながら出てきました。タイミングをはかって…
入った!まず1匹、無事確保です。
近づいていくと、子猫は興奮してケージの中を激しく跳びまわり、大きな声で鳴いています。
大きなケージの中にキャリーバッグを入れ、子猫に自力で移動してもらうことができました。
もう1匹を探すと…コンクリートの狭いすき間に発見!
次々に手伝ってくれる人たちが到着します。全員で協力して捕獲作戦を実行。
逃げ道をふさいで、一方から子猫を刺激すると、猛烈な勢いでネットに跳び込んできました!写真では何がなんだかわかりませんが、白っぽいけばけばしたかたまりが、ネットから脱出しようとして暴れる子猫です。
ここで悲しいお知らせが。最初に保護したねずみちゃんは、何らかの毒におかされて助からない状態だったため、安楽死になったそうです。助けられなくてごめんね、ねずみちゃん。
気持ちを切り替えて、子猫は助けましょう。一緒になって、少し落ち着いたようですね。声もかわいらしいんです。
2匹とも良好な健康状態でした。
それから
猫の一時預かり施設が引き取ってくれることになりました。できるなら、きょうだい一緒に引き受けてくれる里親さんが見つかりますように。ひざの上で2匹そろってリラックスしている子猫たちのかわいさは、それはもう。動画をお楽しみください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
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