マンホールの中でひとりぼっち…勇敢な子猫をレスキュー

マンホールの中でひとりぼっち…勇敢な子猫をレスキュー

下水管の中にうずくまる子猫の救出は、パイプの中からの子猫の救出としては、比較的すんなりいきました。勇敢な子猫が自ら出てきてくれたからです。

下水道や煙突などの「パイプ系」は子猫の鬼門

通報・発見

地面から子猫の鳴き声を聞いた女性が、マンホールのふたを開けて中にいる三毛子猫を発見。

保護団体 HOPE FOR PAWS に保護依頼しました。

マンホールの中に入って確認すると、横にのびた細いパイプの奥に子猫がうずくまっています。

人が入るには狭すぎるので、ワイヤの輪をかけて引き出すことにしました。

ワイヤにツナ缶の油をつけて、子猫に興味を持たせます。

けれど、輪が体に締まる前に子猫はするり、するりと抜け出してしまい、つかまりません。

結局、ツナを手前に置いて、空腹の子猫が自ら出てくるのを待ちました。

最初からこうすれば簡単でしたが、保護活動はいつも試行錯誤です。かわいい声で鳴いています。

つかまえた!

こんな小さな体で、人間の大人2人に立ち向かう勇敢な子猫です。

ケージに移してからもしきりに鳴いて、元気そう。

ミケちゃんの名前は「モリー」になりました。

病院でケージから放すと、すぐにソファの下に隠れてしまいます。

「あー、また救出しなきゃ。」という冗談も飛び、ソファを傾けると、こんな感じです。

恒例のシャワータイム。下水のにおいをまとっていましたからね…。

異種交流。社会性が高い方が里親も見つかりやすいでしょう。

その後

同じく保護犬の「ヨーダ」とじゃれ合うモリーを動画でご覧いただけます。

残念ながらヨーダの里親さんは猫アレルギーで、モリーを一緒に引き取れませんでした。この2匹ならきっと素敵なコンビだったでしょう。

でも、モリーにも素敵な出会いがきっとあることでしょう。

動画を見ることは保護活動支援につながります。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

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