保護活動の現場に跳び込んでいった母猫
通報・発見
固定されたトレーラーの下、ゴミの奥で子猫を育てる猫の保護依頼がきました。
保護団体 HOPE FOR PAWS が出向きます。
確保失敗
母猫は食べ物につられてケージトラップに入りますが、体重を乗せるとふたが締まる仕掛けの板に触らなかったため、ふたは閉まらず、そのまま出てしまいました。
このふた、遠隔操作できるようになるといいですね…。
まず子猫たちを集めて、母親をおびきよせる作戦に変更です。
ひとかたまりになっている子猫たちを、タオルで優しく手前にかき出そうとすると、その時!
母猫の覚悟
子猫の「危機」に母猫が戻ってきて、1匹をくわえ、ワイヤの綱もかいくぐって走り去りました!
勇敢な母猫の子猫「救出」です。素晴らしい根性ですが、保護がさらに難しくなりました…。
母猫がまた戻ってくる前に急いで他の子猫たちを集めます。
まだ目も開かない子猫たちです。
母猫は子猫をくわえて、家の床下に入ってしまいました。
床下への入り口の前に、集めた子猫たちを入れたケージトラップを置きます。
子猫たちはお腹がすいてきたのか、しきりに鳴きます。母猫としては、たとえワナと知っていても、子猫の元へ行かざるを得ないのでしょう。
作戦通りに確保され、「ビューティ」と名付けられました。
母猫が運びえ去った唯一の子猫も、無事、家の下から取り出されました。
保護施設
6週間後の様子です。保護施設で大きな犬たちの歓迎も受けました。
その後
子猫たちは保護施設で里親に巡り合いました。動画公開の時点であと1匹だけ残っていたそうですが、その子もすでに引き取られていますように。
勇敢なビューティーは、(避妊手術の後)地域猫として元の場所に放され、馴染んだ地域で穏やかに暮らしているそうです。彼女は、産んだ子猫たちにできることは十分に果たしたと言えますね。
ビューティーの勇敢な行動と、子猫がうじゃうじゃ、ぴょんぴょん、パタパタのかわいい様子を動画でどうぞ。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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