人目に触れぬ地下空間
通報・発見
下水道から子猫の鳴き声がすると、協力関係にある団体から通報を受けて、保護団体 HOPE FOR PAWS が夜間の出動です。
マンホールのふたをはずして中へ降りると、横に伸びたパイプの先に子猫を発見しました。
鳴いていますが、呼んでもこちらに来ないばかりか、さらに奥へと消えてしまいました。
追跡するお宝は、子猫
なんと、こんな狭い穴から広い本管へ、2つの保護団体それぞれの創設者エルダッドさんとテリさんが、はって行きます。この2人、本気ですね。
マンホールから細い管を抜けて、大通り直下の広い本管に出てきたところです。
広い本管を走り、その先で横に伸びた細い管に子猫が跳び込んだのをエルダッドさんは見逃しませんでした。
体が一回り小さいテリさんが入ります。しばらくすると、管の先からテリさんが叫びます
「子猫がそっちに行くよ!絶対つかまえて!」
ここ、動画で見ものです!
テリさんをすり抜けて戻ってきた子猫は、エルダッドさんの前に現れました。
彼は子猫にかぶせるため、シャツを脱いで待ち構えます。
2人にはさまれて、子猫は右往左往、ついにエルダッドさんの方へ突進!
すかさずシャツをかぶせ、「つかまえた!」
テリ「つかまえた?」
エルダッド「うん。」
子猫「にゃう。」
喜び
細い管を後退して足から出てきたテリさんは子猫の無事を喜んで叫びますが、テリさん、子猫が恐がりますよ…。でもとっても頑張りました、ありがとう!
エルダッドさんの手の中の子猫。よく頑張りました。マンホールの口まで戻りましょう。
地上に戻り子猫「スリンキー」をタオルでくるみます。目をくりくり動かして、スリンキーにとっては何が何だか…でしょうね。
救助のために集まった人々が喜び合ってハグします。皆さんありがとう!
洗浄
病院で汚れた体を洗って、乾かして。小さいなあ。
その後
スリンキーは保護施設で里親が現れるのを待つことになりました。
地下空間の緊迫した追跡シーンと、元気に遊ぶスリンキーの様子を動画でご覧ください。スリンキーのちっちゃな「けりけり」もありますよ!
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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